神経
今日の訓練はIさんKさんが来てくれました。ありがとうございます。今年も最後。歩行器立位は無しで、目標としてきた左手首回復の締めと、あといくつか動画撮影をして締めくくり。いつものように脚の曲げ伸ばしが終わったら、久しぶりに左肩捻り(寝て仰向けで体の横で左肘を曲げて肩を捻る)を動画撮影。最初はなんとなく脇が開きがちな感じがあって、少し動きにくい気がした。脇を閉じて動くように意識をしていると、動きにくさが減って、軽く安定して動かせるようになってきた。少し前に他の項目で脇の閉じる力不足を感じていたけど、今日はそこまでじゃない。やはり似ていても項目によって使い方や力の入れ方は違うから、最も苦手な状態をしっかりと調べて、新しい方法を作って来年は克服する必要があるだろう。もう一つ久しぶりは脚立を使った右腕の伸ばし(寝て仰向けで吊った右腕を斜め下に伸ばす(脚立))で、これは左腕の方が動きが悪いのでそっちに集中していたから。まぁ久しぶりだから、やり始めるとやはり動きがぎこちない。それと力の入る感覚は全体的に弱い。やっていないとそうなるよな。それでも動きが悪い左腕よりも高い負荷でやっている。日常生活でも相変わらず右腕の方が自由になっている。不思議なもんだ。あれだけやっているから、筋力的な問題でないことは明らか。単純に筋トレで済むなら、左腕がもっと右腕に勝っているはず。だから全ては神経。神経を回復させることで動きは驚くほど良くなる。筋トレに比べれば遥かに難易度が高いけど、神経の回復による動きの変化は、とても素晴らしく楽しく嬉しいものがある。体中に麻痺があるけど、完全ではなくても回復して動ける部分は増えている。逆にそれを筋トレで回復できると勘違いしている部分は、はっきり言って時間を無駄に使っている。神経の回復は負荷を上げて、筋力的にとにかく頑張るものではない。適切な軽い負荷で気が遠くなるような回数を重ねて、脳を使って回復させる。今は強くそう感じ、回復理論の1つになっている。まだしっかりと来年の目標を立てきっていないが、今年を振り返り負荷にとらわれない方法へシフトする必要もあるのではないだろうか?負荷が上がると見た目に変化があるから、介助している人も楽しく思えるし、それを見せられることで自分もモチベーションが上げられる。だけどそこを勘違いして、遠回りしたトレーニングをしてはいけない。人生において、わかっていて無駄に使っていい時間は無い。可能性は自分の体にまだまだ残っている。まだまだ俺はやれる。だけど確実に最短コースを選ぶ勇気が必要だ。時間の最後は道具の清掃を手伝ってもらった。気になる道具は定期的に清掃しているが、やはりトレーニングを優先するからそのタイミングはまちまち。なので全てゴッソリ清掃するのは最終日。どれもこれも長年助けてくれている道具たち。もっともっと活躍してもらうぞ。排便は2つ