反抗的な娘をもつ母のつぶやき

昨日、夫が外出しようとしてマンションを出たら

塾帰りの娘クミに、ばったり会ったそうだ。

「格好があばずれだ。

あんな洋服着てたら、不良の男から声をかけられる。」

と夫は言った。

あんなって、普通の黒のタンクトップにカーディガンをはおり、

ジーパンを穿いていたんですけど・・・・・。

じゃ、首の詰った洋服を無理やり着せる？

チャイナ服みたいな服？

それとも学校の体操服でも着せる？

余計反発して不良になるんじゃない。

洋服ぐらい好きなの着せてあげようよ。

それに最近の子は、ああいう格好をしている子が多いけど、どこが不良？

肩を出してないだけいいじゃないの。

「あばずれ」って、このところ聞かないけど、死語？？

「そろそろ彼氏と別れさせて、ちゃんと勉強させないと

入れる大学がなくなるよ。」

まだ高校１年なんですけど。

週２回塾にも行ってるし、宿題もやってるし

試験前には、

彼氏のわんわん君と市原君という理数系の

無料のにわか家庭教師もいる。

このオヤジぃ、ほんと心配性

クミじゃないけど、私は心の中で思った。

クミが帰ってから

お父さんが心配してたと話したら

「お父さんは高校のとき、彼女なんてきっといなかったんだ。

じゃ別れたと言っておいて。

お父さんがいるときには、絶対家には来させない。」

と眉間にシワを寄せ話した様子は

鬼女の妬みや苦しみ怒りを表現した、「般若の面」

をつけているのかと思い

一瞬背筋がぞぞっと凍った。

ちょっとそれじゃ困る。

ブログを見てくださっている皆様だって

彼氏くんと夫との遭遇を、楽しみにしてくださってるんだから。

（はい。一番楽しみなのは私です！）

よく考えたら

今までだって偶然を装い必然的に2人を会わせてきた。

夫が６時に帰宅するのに、８時に帰ると言って

彼氏くんを我が家に留まらせたこともある。

　　　　　※　 夫と娘の彼氏の奇妙な挨拶 、　許して下さい。もうしません！ をご覧下さい。

そうか！！

これからだって

この手を使えはいい！

まるで偽ダイヤモンドのように

目がキラリと輝き

うふふ

と地味な笑いをした

反抗期の母だった。

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