反抗的な娘をもつ母のつぶやき

それは私の勘違いから始まった。

今朝６時

お弁当のおかずを詰め終えた私は

海苔を切ろうかとキッチンバサミを捜した。


無い・・・・・。


いつもの包丁さしの右から２番目の定位置に

キッチンバサミを見つけることができなかった。



これではお弁当の花札絵柄のチョキチョキができない・・・・・

私の顔は見る見る血の気が失せ青色へと変化していった。



オーラの色占いでは

何度やっても黄色（アホの色と小学生の時言ってた）と出てしまう私は

良く働き、霊的な心の持ち主と言われる青になれたのだと

ちょっとだけ喜ばしい気分になった。


そして

まだ寝ている家族に

「キッチンバサミ使ったでしょ？

この前、新しい靴下の値札取る時に使ってたの知ってるんだからね。」


と、

１人ずつ脅かすように聞いた。


娘と息子は

「最近は使ってない。」

「知らない。」

と目も開けずに言ったが

夫は

朝早くから騒ぎ立てる私に

不快な表情を示し

台所に行き

次々に引き出しを開け

「ここにあるじゃないか。人を疑う前にまず自分を疑え。」

と

いつもよりも、１．２ミリほど深い眉間のシワを作りながら言った。


おっちょこちょいの私は引き出しにキッチンバサミをしまっていたのだった。ﾅﾊﾊ


夫はいつも言いたいことを我慢しているのか

この時とばかりに、

先日娘のクミが、家の鍵を失くしたことを攻め立てた。


「だいたいクミは家の鍵を失くてだらしないんじゃないか。

自分の部屋もいつも散らかしてあって、だらしなくしてるから失くすんだ。

彼氏に渡したんじゃないのか？」


「彼氏にですって？」

私は左の眉を思いっきり下げて、

右の眉を「へのへのモヘジ」の「へ」の形にしながら言った。


「そんなことするはずないでしょ。

千葉君（彼氏）は、わんわん君（元彼）と違って

部活が忙しくて、家には滅多に来ないよ。

来る時だって、ちゃんと『こんにちは、おじゃまします。』って

礼儀正しく挨拶してくるんだから。

証拠もないのに疑うなんて。」



私達のやり取りを娘は聞いていた。


ひょっとしたら盗難にあった可能性もあるので

今日、鍵を交換してもらうことになっている。



娘は

「もう合鍵はいらない。」と言いながら

摩利支天のような恐い顔をして学校に行った。




今日のお弁当は、

こうこ6324さんが「来月になったら桜と盃を作って」とコメントしてくださってので

アマノジャクな私は今日作りました。わははぁ

ジャガイモとウインナーのチーズ焼き・エビフライ・芽キャベツんの塩茹で・梅干


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