反抗的な娘をもつ母のつぶやき

娘が通っている予備校は

夜９時半頃終わるので

いつも迎えに行く。


先日

珍しく早く帰宅した夫に

一緒に迎えに行こうと誘った。


「お父さんが迎えに来てくれた。

いつも怒ってばかりだけど、

本当は私のことを心配してくれている。」

と

娘は思い

「お父さん、迎えに来てくれてありがとう。」

と感謝の言葉を言う。

夫は

「いつも反抗的だけど、お礼を言うなんて可愛いところもあるじゃないか。

早く帰った日はいつも迎えに行こう。」

何て理想的な親子

私は頭の中でシュミレーションした。


が、

予備校の手前まで来ると

夫の表情が突然曇り、立ち止まった。

「何？何？？」

「ほら、そこに。」

そして

私が号令もかけてないのに

イベリコ豚のくせして

いきなり

回れ右をしてスタスタ帰って行った。


目を凝らして見たら

人混みに紛れて娘がいた。

素早い。

見付けるのが早過ぎる。

娘の携帯と娘を見付けることにかけては

イベリコ（夫）は特殊な能力を発揮する。

さすが、猛禽類、偶蹄類イベリコッ！！

と感心してはいけない


ガラガラガラガラ・・・。（私の企みが崩れる音）


「父親何しに来たの？？」

夫の後姿を見て娘が憎憎しい顔で言った。


これじゃ、逆効果。

夫を誘わなきゃ良かった。

しょぼ～～ん。


今日のお弁当



カジキマグロの粒マスタード、バター醤油炒め、
ゆで卵と茹でかぼちゃのマヨネーズ、チーズ、トースター焼き
新じゃがとひき肉の煮っ転がし

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