反抗的な娘をもつ母のつぶやき

昨夜１０時過ぎに

今日のお弁当に使う

パン粉を切らしていることに気付いた。



「大変！！パン粉がない。買って来なきゃ。」

と大きな声で独り言を言ったら、

娘が

「私も行く。」

と言った。

洋服を買う以外に、一緒に買い物について来るのは珍しい。


スーパーに行く道すがら

娘はぽつりぽつりと話し始めた。


「クラス替えして、りこちゃんと違うクラスになったんだ。

りこちゃん、数学が得意じゃん。

今度のクラスでテストのとき

『答え写させて』って

クラスの女子からメモが回ってきて

断れなくて

答えを書いてメモを回さなきゃいけないんだって。

バレたら退学だよ。

嫌だって悩んでた。」


娘とリコちゃんは１年生のとき、同じクラスだったが

「悪目立ち２人組」

と先生から目を付けられ

クラスも端と端

校舎まで違ってしまったらしい。


「嫌だって断われないのかな？」

「それが、

『ねぇ、ねぇ、お願い。』ってしつこく紙が回ってきて

断れないんだって。」

「お母さんだったら

こっそり先生に電話しちゃうけどね。」

「そんなことしたら、りこちゃんも見せてあげたことがバレて

退学になっちゃうよ。」

「じゃ、クミからその子達に止めるように直接注意したら？」

「同じクラスだったら言うけど、

違うクラスだから、私がいないときに

イジメられたら可哀相だもん。」

「そうだぁ。千葉君（コワモテの娘の彼氏）に睨んでもらったら？」

「全然部外者なのにそんなことできないよ。」

「じゃお母さんがガン飛ばしに行ってあげようか。

お母さんがガン飛ばしたら、

恐くてビビッてご飯も喉を通らないぐらいうろたえて、

不登校になっちゃたりして、もう大変なことに・・・・・。」


返事がなかった・・・・・。



「結局クミは何てアドバイスしたの？」

「『答えは自分で見て写してよ。紙を回すのは嫌だ。って言ってみたら？』

って言ったんだけど・・・・。」

とため息をついた。


りこちゃんのお母さんにこっそり話してみようかと言ったら

「そんなに大袈裟にしなくてもいい。」

と言われ

何もできない私だった。



今日のお弁当

ピーマン肉詰め、山芋の海苔巻き揚げ、カボチャ卵サラダ、苺

今日が終われば週末です！！
頑張りましょう～


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