反抗的な娘をもつ母のつぶやき

ねー、ねぇ、お染ちゃん、私、ムカツクッ

昨夜０時過ぎに

クミの部屋の前を通ったらね、

気持ち悪い笑い声が聞こえたのよ


クミみたいな黒い女が

およそ似合わない乙女チックな笑いをするのは、

彼氏のジェフ君（市原君）と電話している時なのよ。


１５分ぐらいしても、まだ声が聞こえるから

洗濯物を持って行ったり、

「お弁当箱を洗ってくれないと、

明日のお弁当作れない。」と

わざと聞こえるように言ったわよ


携帯電話は一定額になると使えないように、制限してあるけどね。

多分、ジェフ君が家の固定電話からかけてきたんじゃないかな




でね、

しばらくしても、まだ終わらなくて

時計を見たら、１時４５分だったの。

気だるい午後の１時４５分じゃなくて、

夜中のよ、夜中！！

こういう時にイベリ子豚夫がいたら、

豚の一声で

否応なく止めるんだけどね。

あははぁ、鶴の一声だってぇ！

冗談よぉ。



頭に来たから、

新緑の香りが漂う高原を疾走する馬の音を

クミの部屋のドアでやったわよ。


どうやってやるのかって？

軽く、こぶしを握って、

ドアにくっ付けて、

人差し指、中指、薬指、小指の順にはじいていくのよ

素早くやると、馬が草原を駆ける音がするでしょ？



お染ちゃん、

あれは私がまた若かりし、中学生の頃・・・・


音楽の授業で

シューベルトの「魔王」を鑑賞したことがあったの。

父と子が馬に乗り嵐の中を駆けて急ぐと、

どこからともなく魔王の声が聞こえて来た・・・・・。


馬の音がした時に、

机の上で、指で馬の音を友達と出していたら、

先生に怒られたのよぉ。あはははぁ

余談だけど、シューベルトは好きだけど、モーツァルトは顔が嫌い。
（なぜかはプロフィール参照）

それ以来、疾走する馬の音は得意ってわけ


そしたらね、クミが苦笑しながら出て来たから

電話を切るかと思ったのよ。

でも、その後しつこくまだ話してたのよ。


「いい加減にしろよ。

一体何時だと思ってるんだ。」

とイベリ子の真似して怒鳴ったわよ。

イベリ子がいないときは

私が父親役もやらなくちゃならないから、

大変なのよ。

最近、父親役が板に付いて来て、貫禄さえ出てきたって感じよ

いっその事、いべり子の被り物被って、

馬に乗って登場すれば良かった・・・・。

お染ちゃん、「そんな馬、どこから連れて来るの？」ってツッコミは止めてぇえ

そう、そう、良かったらお弁当食べてってね。

今日はハロウィーンバージョン



豚肉としめじを醤油、みりん、生姜、片栗粉をつけて焼いた、インゲンとコーン炒め。

カボチャパイ
昨日のマカロニサラダパイが好評だったので、
今日も冷凍パイシートを使って、
カボチャ（砂糖、バター、牛乳で煮てつぶした）を入れてトースターで焼きましたぁ。
焦がさないように注意してねー。

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