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反抗的な娘をもつ母のつぶやき

反抗的な娘をもつ母のつぶやき

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May 22, 2009
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親友リカコと2人で

姐さんがバイトしているファミレスに、

偵察に行った。



店内は混雑していた。

さすが、このファミレスチェーンでは

全国3位の来店客数というこのお店。

忙しいあまり姐さんは、お客様相手に怒ってないだろうか・・・・。



ええっと、小柄で一番小生意気なヤツは・・・・。

今まで身長を教えてくれなかったが、

大学の健康診断結果を偶然見てしまったら、

150センチ。

何て小柄なんざましょ。

しかしっ、態度がデカイから大きく見えるのだ。

血圧は・・・・、97の53?

いつもプリプリ怒っている割りには低いのねえ。はははっ



いた、いたっ。

ドリンクサーバーでコーヒーを入れる姐さんに、

背を向けるようにして座った。


「シノちゃんの後にお風呂に入ると

いろんな物が浮いてて、汚くて入れないのよ。お湯を全部捨てちゃう」

と、リカコ。

シノちゃんとは、リカコの旦那様シノダさん。

旦那さまのことを未だにシノちゃんと呼んでいる。

自分だってシノちゃんのくせして。ふふっ


「ええっ?全部捨てるの?

網のようなので、ゴミだけ取ったら?」

「そんなんじゃ、無理、無理。お湯全体が濁ってる。

ダシがでちゃってるのよ、ダシが」

「わっははははは。ダシって昆布ダシとか、

いりこダシのダシ?」

「そう、そう。年を取ったら体から天然ダシが出るようになっちゃって。

カッカカカカカ」

「あっははははは」

オババ2匹が強烈な豪傑笑いしても、全く気付かない姐さん。


暫くして姐さんが、私達のテーブルに飲み物を運んで来た。

「お待たせ致しました。コーヒーの方は・・・・。」

今まで耳にしたこともないような事務的な高音、

そして

「あんた、トイレにでも行きたいの?」

と聞きたくなるような素早さで姐さんは言った。

これが、いつもの姐さんと同一人物なのかと

母は心配になった。(うそっ)


「ふふふ、はぁ~い。コーヒーは私。はははっ」とリカコ。

まだ気付いてない。

「紅茶でございます」

「ありがとぉ、ふぁっふぁっふぁ、ふぁっふぁっ」

私達の顔を見て、

「おおおぉ」と、聞きなれたいつものドスの効いた低い声で驚く姐さん。


「お姐さん、お冷のお代わり下さい。」

本当に姐さんかどうか確かめるために

コップにはナミナミと水が入っているにも拘らず言ってみた。

これで怒れば、正真正銘のクミだ。

「今、忙しいんだよっ。」

吐き捨てるように言い、去って行った。

「こわっ、怖かったぁ」とリカコ。

おお、やっぱりいつもの姐さんだ。

何だか安心した母だった。カカカッ


最近のお弁当
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姐さんが斉藤君に作ったお弁当
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Last updated  May 22, 2009 08:33:07 PM
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