カテゴリ:中国
中国の現実は、かくも悲惨なものである。
日本の(現実を見ようとはしない、見て見ぬ振りをするリベラルたち)は、これから、どう言い訳するのだろうか?
見て見ぬ振りを続けるのだろうか? 北朝鮮による拉致を見て見ぬ振りをする、北朝鮮のミサイルは、人工衛星だ・・と強弁する、強制収容所や裁判抜きの公開処刑などの重大な人権侵害については、「あれは北朝鮮人民が決めることで国外の我々は、どうすることもできない・・・」とうそぶく新社会党の友人の(でたらめさ加減)に、絶望を感じるのは、僕だけだろうか?
かって、機関紙「週刊新社会」の北朝鮮礼賛記事を批判したことがあった。2013年11月19日付けに記事だ。「新社会党訪朝団」報告ということで、記事の中で北朝鮮から盛大な賓客待遇を受けた彼らは、「私たちは、夕方の時間を遊園地、交響楽団のコンサート、ウォーター・パークなどで、ゆったりと過ごした。どこも満員の盛況で、人々が楽しんでいた。夕食をとったヘダンファ館は、レストラン、カラオケ、プール、サウナ、24時間営業のカフェなどの入った施設である。カラオケルームからは、歌声が聞こえていた。」と書いている。
これが、北朝鮮の民衆の一般的な生活水準からは、大きくかけ離れていることは、今日、誰もが知っている現実だが・・・こんな「報告」を書くとは、もはや確信犯としか言いようが無いのだ。
続けて「婦人病研究所、歯科病院、こども病院、大学教員用住宅を訪問したが、無料の医療・教育・住宅、生活に安心をもたらすと実感した」とある。
そう、彼らは、お決まりの観光コースを見せられて、あたかも、それが北朝鮮のすべてであるかのように、作り上げ、「報告」したのだ。
おそらくは、本人たちも、(それが、真実ではない)と知っていたと思われる。しかし、そういう捏造(ねつぞう)記事を、なぜ書いたのか? そこに問題の本質がある・・・(多少?問題があっても、社会主義を否定してはならない)という宗教的ドグマが、あったと思うのだ。また、新社会党内部に潜入した、北朝鮮の諜報集団の策謀の可能性も大きい(僕は、断言する)
いずれにしても、科学的でも何でもない、予断と偏見で作られた歴史は、いつかは訂正される・・・それが、彼らの(これまでの没落)では、無いだろうか?
「おまけ」が付く・・・・僕が、このウソ記事を新社会党の友人に見せて、詰問したところ、さすがに現物を見せられた彼は、何の反論も出来ず・・・「一度、党中央に聞いてみる・・・」と、逃げたのだ・・・・
もちろん、その後、それについての(説明)は、一度も無い・・・というか、出来ないのだろう。
根は、真面目な党員だったようなので、気の毒な気もしたが・・・国民にウソを平気で振りまき、後は知らぬ顔をすることは、もっと(犯罪)だとぼくは 思う。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「習近平思想」で統制強まる中国、現場で見た3つの深刻実例 2018-8-28 ダイヤモンド・オンライン 習政権で思想統制は ますます強くなっている
「中国の特色ある社会主義は新時代に突入した。思想を統一させること、力量を団結させることを宣伝思想工作の中心部分に据えなければならない」
8月21~22日、北京で開催された『全国宣伝思想工作会議』に出席し重要談話を発表した習近平総書記がこう主張した。共産党の宣伝工作(プロパガンダ)に従事する中央・地方機関、官製メディア、国有企業、大学、金融機関、軍隊といった組織の関係者が全国から集結した。司会は中央政治局常務委員で宣伝工作を統括する王滬寧・中央書記処書紀(序列5位)が務めた。
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最終更新日
2020.10.30 23:08:19
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