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2020.12.08
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カテゴリ:主張

​芸術は、洗脳だ・・・・・  (はんぺん)
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僕は、軍歌が好きだ。インターなどの労働歌も好きだ。大人になる前の少年期には、軍歌に憧れた。自宅には、父の趣味のSP盤レコードが大量にあったし、よくSPのレコード針を阿倍野あたりに買いに走ったことを覚えている。

 

しばらくして、LPレコードが主流になり、受験戦争の中で、深夜、「星条旗よ永遠なれ」や「旧友」「ラデツキー行進曲」などを、よく聴いたものだ。

軍艦マーチや君が代行進曲などは、自分の精神を鼓舞してくれたように思う。聴いていて、感動して、よく涙が出た。

 

学生運動に関わりだしてからは、デモや集会で「インターナショナル」や「国際学連の歌」を星の数ほども歌うことになる。機動隊のジュラルミンの盾の壁の前で、歌いながら、感動して涙が、よく出た・・・・

 

軍歌で感動した自分が、「インター」でも感動していた。これは、今でも変わらない・・・今でもユーチューブで、よく聴くが・・・・僕の場合、「君が代」は、好きになれないので・・・感動することはないが、「旧ソ連国歌」「中国国歌」「フランス国歌」の旋律には、心を動かされるし、今でも、感慨深く聴いている・・・・

 

(芸術は、扇動だ・・・)というのが、僕の結論だ。小説や絵画、音楽など、およそ人を感動させるものは、その人間の感性に訴える中で、ある種の(感動)を呼び起こす。

 

同じ曲を聴いても、その時の体調や気分によっては、(感動)できない事もあるが、それは、われわれ人間が、(動物)であるからだ・・・と思う。それを感性で受け入れることができないときは、(無味乾燥)なものに感じる。

 

ベートーベンの(第9)を聴いて、涙が出ることは多いが、それまでに寝不足が続いていたら、感動するどころか・・・眠り込んでしまう。

 

戦争は、それを利用して、国民を戦争に駆り立てる。総力戦で展開された第2次世界戦争では、大量の軍歌や従軍記などの翼賛記事、戦争画で、(好戦的国民が増産)された。好戦的な俳句や短歌、マスコミ記事が量産されて、好戦的、排外主義的雰囲気が、醸成されて・・・多くの国民が、洗脳され、戦争に動員された。

 

僕のオフクロは、(私たちは、軍国少女、軍国女学生だった)と言っていたが、多くの有名だった作家たちは、軍部に協力して、天皇制国家を、天皇制軍隊を賛美する記事を書くために、戦地に赴いた。

 

あの独裁者ヒットラーに熱狂する(ヒットラーユーゲント)やドイツ民衆の熱狂は、扇動で作り出されたものだが、このような狂気、熱狂で、人類の歴史が、作り出されてきたのではないか??

 

毛沢東に涙を流す無数の紅衛兵たち、赤の広場でスターリンをたたえる旧ソ連民衆、金日成・正日・正恩に対する狂気、昭和天皇ヒロヒトに対する宮城での熱気・・・これらは、扇動の結果として造り出されたモノであるが、(理性を押しつぶす)感性に振り回された(人間=動物)の結果である。

 

これらの熱気は、我々の日常の中にも無数にあるようだ。あのビートルズに群がった(宣伝に踊らされた)若者たちと(ヒットラーユーゲント)と、いったい、どれだけの違いがあるのだろうか?

そう、人間とは、所詮、多少、知性の有る(タチが悪い)動物の一員なのだ。

皆さんは、どう思われるか?      (はんぺん)

 






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最終更新日  2020.12.19 10:58:09
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