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2022.02.27
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カテゴリ:反戦平和

一応、まともな談話が出された社民党、赤恥は残るが・・・・     2022-2-27   (はんぺん)

北朝鮮や中国の全体主義批判をスルーしてきた社民党だが、いくら(社会主義幻想)に洗脳されていたとしても、(護憲の立場からの反戦)は、言わざるを得ないハズだ。

 

ましてやロシアのプーチン大統領が演説で核兵器の使用を示唆したことについて、被爆者らから「核兵器による威嚇だ」「被爆者の思いを踏みにじるものだ」と強い非難の声が上がっている。

 

プーチンは「ソ連が解体され、その能力の大部分を失った後も、ロシアは核保有国の一つだ」と強調。「いくつかの最新鋭兵器も持っている。われわれに攻撃を直接加えれば、どのような攻撃者であっても敗北は免れず、不幸な結果となるのは明らかだ」などと述べたという。

 

問題の多い社民党だが、2/25、社民党談話が、幹事長(服部良一)から発信された。問題はあるが・・・一応、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を非難している。これが、普通の国民の感覚だろう。

 

この談話で何が問題か?  

​それは、間違った護憲論に依拠していることだろう。

 

日本国憲法9(注:これは、間違いで、正しくは(前文))は「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と謳っている。」

 

としているが、何度も指摘されてきたように「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」することは間違いではないが、戦争行為には必ず相手(敵)が存在するがゆえに、こちらの意図に反して攻撃を受けた時の対応として、「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」というのは、間違いだ・・・と言ってきた。

 

社民党は、過去、社会党時代から(非武装中立)を掲げたりして、「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」(憲法前文)を金科玉条の如く信奉してきたが、その驚くべき楽観主義が、誤ったメッセージを国民に与えることになり(9条真理教)の信者を多く生み出してきた。(その一人が僕でもあった)

 

さらに、この談話の問題点は、「日本が引き起こした過去の侵略戦争の反省から生まれたこの憲法9条の理念」・・・これは、完全に間違っている。

 

アジア太平洋戦争の終結後、アメリカは、日本の軍隊が2度と復活できないように・・・という意図の下、非武装の憲法草案を作った・・・というのが、真実だ。

 

たしかに、日本国民の(過去の侵略戦争の反省)はあっただろうし、その反戦気分(厭戦気分)がアメリカの意図に合致したことは、間違いないが、日本国憲法の骨格は、アメリカの納得のいくべき「憲法」であった。右翼の言う(押し付けられた憲法)というのは、あながち間違いではないと思う。

 

その後、冷戦が始まる中で、自衛隊、安保などで、9条の存在がくびきとなっていった・・・と言うのが真実だ。

社民党のこのような認識は、護憲運動を党の政策の柱に据えるという決定的な過ちに至ることに・・・

 

皆さんは、どう思われるか?    (はんぺん)

――――――――――――――――――――――――――――――――

【社民党談話】ロシアのウクライナ軍事侵攻に抗議する  2022225日   社会民主党幹事長 服部良一

224日ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した。

いかなる理由があろうとも、主権国に軍事力を行使することは国際法に違反し、断じて認められない。社民党として厳しく抗議する。

 

ロシア系住民が実効支配する「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」の独立を承認、「友好協力相互援助条約」に署名し、派遣要請をもとにロシア軍の派遣を決定したとするが、これはロシア自らが合意した「ミンスク合意」を破棄するものであり、世界の外交努力を無にするものである。

 

国連のグテレス事務総長も国連本部で「ウクライナを攻撃するのをやめて下さい。平和にチャンスを与えて下さい」と悲痛な訴えをしたにも関わらず、その直後に攻撃が始まったことは国連憲章を守るべき安保理常任理事国として決して許されない。

 

現在、攻撃侵攻は東部だけでなくウクライナ全域に拡大しており、プーチン大統領が言うように「ロシア系住民の保護」が目的であり、「ウクライナの占領はない」ならば、早急に侵攻を停止し、何よりもすべての住民の生命・安全が守られなければならない。

 

日本国憲法9条は「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と謳っている。

 

日本が引き起こした過去の侵略戦争の反省から生まれたこの憲法9条の理念は、まさに今日国際社会での崇高な理念でもあり得る。社民党はこの立場から一切の戦争に反対する。

 

ウクライナ問題の歴史と背景にも注意を払い、NATOの東方拡大や軍事基地強化に懸念を示すロシアを含むヨーロッパの総合安全保障体制の再構築に国際社会は努力しなければならない。

 

決して冷戦時代に時代を逆戻りさせてはならない。ロシアは即座に軍事侵攻を停止し、国際社会は今回の問題を世界的な緊張と対立の連鎖にさせてはならない。世界の平和の在り方を真剣に検討する決意が問われている。






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最終更新日  2022.03.03 15:07:58
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