カテゴリ:死刑制度
京アニ大量殺人事件の死刑判決・・・それ以外の選択肢があってはならない・・・裁判は、結果責任で! 2024-1-26 はんぺん 36人という多くの無辜の人々が、無意味に抹殺されたというマスコミの報道だが・・・それ以外の32人の重軽傷者の存在も、忘れられない・・・
この人たちの中には、後遺症のために、生涯苦しみ続ける人も、多くいるのではないか? そのことの恐ろしさを強く思う。
後遺症は、人それぞれ異なるのだろうが、確実に生活を蝕んでいくだろう。 これは、まさに(地獄)では無いだろうか? 想像力の問題だが・・・・
(死刑)という判決には、(死刑反対派)の人たちからは、またブーイングが出るかもしれない・・・「死刑廃止は、世界の流れだ・・・」「死刑は、国家による殺人だ・・・」「冤罪事件は、防げない・・・」と。
しかし、僕は、その意見には、与しない。 昔、「ヒットラーでも死刑にしないの?」(中山千夏)を批判したことがある。
********************************** 抹殺された被害者は、どんなにか無念だったろう・・・という想像力の問題だ。
「死刑制度は、残酷だ・・・」 都合の良い時だけ「残酷だ??」はあ?? 残酷なことをしてきたのは、加害者(犯人)だろうが・・・ 今更、それを言うなよ・・・と。
「再生の可能性・・・?」はあ? 殺された者には(再生)なんて無いんだよ・・・殺された者が、それを知ったら、般若の如く怒り狂うだろう!!!
「死刑は、国家による殺人だ・・・」 はぁ? 殺された者がもし生きかえったら、殺人犯を目の前で殺すかもしれない・・・と思わないか???
無限の可能性を秘めた(人生)を無残にも破壊・破滅させられたのだ・・・ 殺された亡き者に代わって、国家が死刑を実施する・・・社会的制裁とは、そういうものではないか?
「冤罪の可能性がある・・・」 それは過去にも未来にも、十分ありうるし、無くす努力は、これまで以上に強化するべきだ。歴史上、冤罪で人生の希望を閉ざされた多くの人々がいるのは、残念なことだ。
ここで考えてほしい。戦争行為も含めて、過ちを侵さない人間がいるモノなのか? 日常生活の中でも、スーパーマンでない限り、常に(過ち)を断ち切ることは不可能だ・・・これは、真実だ。
したがって、どんなに誠実な裁判が行われても、間違いは、今後とも起こりうる・・・・冤罪は起こりうるだろうし、避ける努力の甲斐なく容疑者が死刑になることは、今後もありうる。 それは、残念ながら、あきらめてもらうしかない・・・ということだ。
ここまで、言い切って良いのか? と、以前、ようく考えたが、この結論しかないと確信した。 ****************************
洗脳された連合赤軍兵士たちによる「山岳アジト事件」では、多くの若者たちが、嬲り殺しされている。 オウム真理教でも、多くの若者たちが、麻原彰晃に洗脳されて「地下鉄サリン事件」などの犯罪を重ねた。
裁判は、結果責任でなされるべきで、情状を入れる余地には、限界を設けるべきだろう・・・といつも思う。
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――― 「妄想の影響はほとんど見られない」 京アニ放火殺人事件で死刑判決 23回にわたった公判 遺族は… 治療した医師は… 京アニ社長は… それぞれの思い 2024-1-25 ABCニュース 36人の命を奪った京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われている青葉真司被告(45)に対して25日、京都地裁は死刑判決を言い渡しました。
青葉被告に死刑の判決
去年9月から4カ月以上、23回にわたった公判。放火や殺人などの罪に問われている青葉被告は、法廷で動機をこのように話しました。 「小説の内容をパクられ、根に持ったことが一番大きかった」
京都地裁は、死刑を言い渡した理由について「自身の考えや知識から犯行手段を選択しており、妄想の影響はほとんど見られない。動機の形成に妄想性障害が影響していることなどを考慮しても、死刑を回避する事情を見いだすことはできない」と説明しました。
「妻は満足しているのか… 納得してくれる内容ならば それでいい」 遺族の思い 事件で犠牲になった一人、寺脇(池田)晶子さん(当時44)。寺脇さんの夫は25日の開廷前、複雑な胸の内を明かしてくれました。 「晶子が満足しているのか、納得しているのか、できる限りのことを精一杯やってきたつもりですが、納得してくれているのかな」 (Q.どんな判決を望みますか?) 「晶子や子どもが納得してくれる内容であれば、私はそれでいいかな」
「救命できなかったら きょうを迎えられなかった。まだ苦しんでいるのなら、妥当な判決であろう」 医師の思い 治療した上田医師と青葉被告
事件後、全身にやけどを負って重体になった青葉被告。 意識を取り戻し、裁判に出席できるまでに治療したのが、上田敬博さんら医師たちです。
(上田医師) 「正面から向き合うこと、それから、決して逃げないこと。そういう内容の話を繰り返し続けてきた」 「もし救命できなかったら、きょうみたいな日を迎えることができなかった」 「医療従事者ではなく、一市民として考えると、これだけ多くの人の命を奪って、多くの人にけがをさせて、まだ苦しんでいるということを考えると、妥当な判決であろうと考えている」
「いまでも涙が出そう」「実際の声を聞けて理解できた」 裁判員の思い 参加した裁判員ら
審理に参加した裁判員も会見を開き、裁判を振り返りました。
(裁判員) 「命の重さをひしひしと感じて。本当に被害者家族の方、被害者の気持ちを思うと、いまでも涙が出そうになる」 「書面だけでみるよりも、勇気を出して発言した方々の実際の声を聞けて事件を理解するにあたって(裁判は)必要な時間だったと感じた」
「大きな苦痛を感じた遺族もいたのでは」 記者が裁判を振り返る 裁判は長期にわたった これまでの裁判を全て傍聴した、ABCテレビ京都支局の長谷川健記者は、こう裁判を振り返ります。
――これまでの審理の中で、報道記者の私達にとっても聞くに耐えないような事件の惨状について明らかにされる場面もありました。 青葉被告は被害者に対しても、京アニに対しても、「良心の呵責がまるでない」などと食ってかかる場面もありました。
この裁判で何か真実を知りたいと期待を持って参加された遺族や被害者もおられたと思いますが、裁判を通して、逆に大きな苦痛も感じていたのではないかと思います。 この23回の裁判が残したものは何だったのか。改めて考えていかなければならない。伝えていかなければならないと感じました。
「判決を経ても 無念さは変わらない」京都アニメーション 八田英明社長のコメント 36人の社員を奪われた京都アニメーションの八田英明社長は、コメントを発表しました。
ーー法の定めるところに従い、然るべき対応と判断をいただきました。 長期にわたって重い責任とご負担を担っていただいた裁判員の方々、公正な捜査と関係者への行き届いた配慮に尽力いただきました検察・警察の皆さま、裁判官や書記官その他、裁判の実施に従事いただいたすべての皆さまに敬意を表します。 判決を経ても、無念さはいささかも変わりません。 亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです。 彼ら彼女らが精魂込めた作品を大切に、そして今後も作品を作り続けていくことが、彼ら彼女たちの志を繋いでいくものと念願し、社員一同、日々努力をしてまいりました。 事件後、当社に加わった若者も少なくありません。 これからも働く人を大切に、個々のスタッフが才能を発揮できることを心がけ、可能な限り、作品を作り続けていきたいと考えます。
(2024年1月25日 「newsおかえり」で放送) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.26 04:44:04
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