カテゴリ:反戦平和
ヒロヒトの戦争責任をスルーする朝日新聞。天皇制の問題をタブーとするマスメディアは、戦争総括をやり直せ!! 2024-8-18 はんぺん 「あの戦争で、多くの人が死んだ。敵も味方も。兵士も民間人も。女も男も。 なぜ彼らは、彼女らは、死ななければならなかったのか。 それは避けられなかったのか。 誰のせいか。 何のためか」(本文)
「天声人語」といえば、朝日の看板コーナーだ。 その朝日すら、(戦争反対)しか言えない。 (戦争は、残酷だ)しか言えない。
これが、戦後の民主主義にとっての最大の弱点となっていく・・・ 戦後、79年経った今でも、ヒロヒトの戦争責任を言わない・・・ 何という事だろう・・・・
(言えない)というのなら、またまた、権力に屈して、国民を地獄に追い込んだ、先の侵略戦争の繰り返しになる・・・・・。 マスコミは、自身の戦争責任を、真摯に自己批判したのか? ということだ。
戦前から、軍部の圧力で、ラジオや新聞などのマスメディアは、追い詰められていく中で、軍部の反発を恐れて、(鬼畜米英許さず)との翼賛記事を連発して、国民総動員に協力した。
権力に屈したマスメディアは、好戦的報道で、国民を煽り続け、侵略戦争になだれ込んでいく・・・国家総動員法で、さらに民衆の自由は消え去って、戦争に突入する。
戦争指導者のトップが、ヒロヒトだった。このことを 日本の戦後マスコミは、タブーとして、触れようとしてこなかった・・・ これは、戦争の惨禍を被った民衆に対する(裏切り)だと、僕は思っている。
皆さんは、どう思われるか? はんぺん
――――――――――――――――――――――― 死者の声を聞く(天声人語) 2024-8-15 朝日新聞 名優として知られた森繁久弥さんは戦中、旧満州の新京放送局に勤めていた。
日本の敗色が濃くなったころ、関東軍の極秘の命令で、特攻隊員の遺言を残す仕事をしたそうだ。 ポロポロと涙を落としながら、60人ほどの若者たちの勇壮な言葉を録音したという
▼「青い海の底で」と題する一文に、森繁さんは記している。 そのなかにひとり、おそらく永久に忘れられない隊員がいたと。
長い沈黙があったのち、白皙(はくせき)の若者はマイクに向かって、重い口を開いたそうだ
▼お父さん。いま僕はなぜだか、お父さんと一緒にドジョウをとりにいったときの思い出だけで頭がいっぱいなんです。何年生だったかな。おぼえてますか。弟と3人でした。鉢山の裏の川でした。20年も生きてきて、いま最後に、こんな、ドジョウのことしか頭に浮かんでこないなんて……
▼ポツンと言葉がとぎれてから、若者は言った。 「何だかもの凄く怖いんです」。
ハッと胸を刺されるような響きがその声にはこもっていた。 「僕は卑怯かも知れません…ね…お父さんだけに僕の気持を解ってもらいたいん…だ」
▼あの戦争で、多くの人が死んだ。敵も味方も。兵士も民間人も。女も男も。なぜ彼らは、彼女らは、死ななければならなかったのか。 それは避けられなかったのか。 誰のせいか。 何のためか
▼どこかの青い海の底で、あの若者はいまも、死の恐怖に魂をおののかせている気がしてならない。森繁さんはそう書いた。
きょうは、79年目の8月15日である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.21 03:51:47
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