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2024.08.28
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カテゴリ:反天皇制

貴重な戦争証言は、戦犯ヒロヒト言及とセットでなければ、生きてこないのではないか? 2024-8-28 はんぺん

平和記念会館、平和資料館などに、良く行く。戦争中の貴重な証言や写真などは、遺しておかねばならない・・・

 未来の社会を担う若者たちは、先人の(過ち)を知っておいてほしい・・・それをベースにして、未来社会の建設に励んでもらいたいから・・・

 

しかし、こういう地道な(勉強)は、今の時代にあっているのだろうか?と思う事が、多くある。こういう記念館、資料館に足を運ぶ人は、とても少ないの現実だ。年配の高齢者が、目につく事が多いのだ。

若い人は、どうだろうか・・・(かわいそう)(戦争は、イヤ)・・・反応は、様々にあると思うが、戦争の残虐さ、無意味さは、いくらかは伝わっているとは思う。

 しかし、この享楽的価値観が優位の現社会で、戦争を問題意識として、考える事のできる(将来を担う)若者たちが、どのくらいいるのだろうか・・・とも。

 

もう一つ、考えるのは、商業新聞の限界の事だ。

そう(天皇制タブー)の事。戦争を始めたヒロヒト(裕仁)に触れる記事は、まったく見当たらない!!  これが、現実の日本の社会。

 

戦犯ヒロヒトは、その責任の重大さにも拘わらず、マッカーサーの忖度で、戦争犯罪を追及される事なく、生き延びて、寿命を全うした。

一方、多くの民衆が、戦争を始めたヒロヒトのために 殺された・・・その数、日本人310万人、アジア民衆2,000万人だ。

 いつも苦々しい思いで、敗戦記念日を迎える・・・

 

皆さんは、どう思われるか?  はんぺん

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模擬手榴弾手に匍匐前進の訓練 (声)語りつぐ戦争  2024815日   無職 S(宮城県 90) 朝日新聞

 仙台市北方約50キロの寒村の国民学校で学んだ。1945年5月ごろ、体育が突然、20歳ほどの若い先生の担当になった。

 男子だけ、行進の訓練から体育が始まった。2列縦隊、それから4列縦隊と進む。この軍事訓練の究極の目的は、薄茶色をした瀬戸物製模擬手榴(しゅりゅう)弾の投てき訓練であった。

 一人ずつ地面を匍匐(ほふく)前進して適当な距離まで進むと、上半身を起こす。手榴弾のピンを靴のかかとに打ち付けるまねをし、桜の木の間に貼ったムシロを目がけ、五つ数えて投げつけるのである。

距離は10メートルほどだっただろうか。何のためにするのか、攻撃の目標物は何であるか、具体的には教えられなかった。当時、先生の言うことは絶対で、子どもは従うしかなかった。

 

 8月15日に敗戦とならず戦争が継続されていたら、我々児童はどうなっていただろうか。本土決戦となれば、敵軍戦車に攻撃要員として駆り出されたであろうか。今でもその恐怖に、ぞっとする思いである。

 

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敗戦境に先生が変化、不信募る(声)語りつぐ戦争

  2024815日   主婦 (東京都 91)  朝日新聞

 私は1944年春、国民学校5年生で、東京・駒込から長野・佐久地方に縁故疎開しました。弟と2人、母の姉の家でお世話になりました。

 授業をとりやめ、出征兵士さんの家に農作業に行くこともありました。

 ある日の放課後、職員室に呼ばれました。学校では全てが軍隊式になっていて、「○○(名前)、○○先生に用事があって参りました」と大声で言ってから入ります。職員室で女先生から厳しく叱られました。私が「東京に戻って母に会いたい」と作文に書いたからでした。

 戻された作文帳には、「こんな弱音を吐いてどうするか。大日本帝国の青少年たる者、アメリカがせめてきたら一人一殺、竹やりを持って戦うんだ」といった内容で先生の赤ペンの字が、ぎっしり書かれていました。私の書いた分量の倍ほど。

 

 それから9カ月後、45年8月の敗戦。同じ先生が「民主主義の国になった」と言ったのです。子ども心に人間不信の悩みが始まりました。






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最終更新日  2024.08.28 00:52:26
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