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2024.08.30
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カテゴリ:学生運動

「東アジア反日武装戦線」のテロル。忘れるな! 極左テロリストの蛮行を! リベラルは、いかに向き合うかが問われている  2024-8-30  はんぺん

 「被害者の苦しみは共有されていない。」(本文) これが大切だ!

・・・(社会主義幻想)に洗脳されたリベラル派は、真剣に向き合ってほしい。

 今や、リベラリストといえども、このテロルを称賛する者はいないだろう。当たり前だ・・・が、これまで、テロリストの彼らを徹底して、非難・糾弾してきたか? というと、そうでもない??

 彼らは、出来れば、見たくない、知りたくない・・・とスルーしてきたように、僕には思える。(民主主義の敵)として、全力を挙げて、非難・糾弾するべき時に、彼らは、(沈黙)を選んだように、僕には、思える・・・

 

(イヤ、そんなことはない。絶対に支持るわけはない!)と言っても、実際の行動で、それを示さなければ、説得力を持たない! 違うだろうか??

 「この三菱重工ビル爆破事件を含め197475年には企業を対象にした爆破事件が都内などで計12件相次いだ。一連の事件の判決文によると、容疑者らは、三菱重工が「日本帝国主義の戦前・戦時中における海外侵略、戦後における新植民地主義侵略の中枢」であるなどと主張した。」(本文)

 著者の宗像さんは、生前 「事件は無差別な殺人でしかなかったと思う」と話していたという。

逮捕され裁かれた容疑者たちは、僕と同じ、あの70年安保闘争時代の活動家たちだった。

 

何故、平気で、無差別殺人を犯したのか? それは、あの日本赤軍兵士たちによる(テルアビブ空港乱射事件)と同質の悪辣さがある。

民衆を殺して、何が「革命」なのか??

あの(山岳アジト事件)(あさま山荘事件)を起こした連合赤軍事件と同じで、(洗脳)の恐ろしさを、まざまざと教えてくれる。

 宗像さんの妻は 「犯人グループの人たちには、その主義主張のために、家族を失った人、後遺症が残り人生が変わってしまった被害者がいることを忘れないでほしい」と語った。(本文)   

・・・若気の至り?洗脳の結果? 多くの人々の貴重な人生が 永遠に失われた・・・・この事の持つ意味を、リベラルたちも、肝に銘じてほしい・・・

 なぜなら、彼らリベラルたちは、​威嚇と脅迫を繰り返している全体主義の中国や北朝鮮の蛮行を厳しく非難・糾弾しない(いま)があるから​だ。

 このテロルは、決して過去の事件ではない!! 今に通じて、大きな問題を提起している事件なのだから。

 

なお、この事件で逮捕された容疑者のうち、「大道寺あや子(75)、佐々木規夫(75の両容疑者は、758月の日本赤軍による人質事件を受けた「超法規的措置」で釈放され、現在も国際手配されている。」(本文)

 

皆さんは、どう思われるか?   はんぺん

―――――――――――――――――――――――――

「悲劇、風化させない」 体験伝えた元社員。三菱重工爆破事件50年 比嘉展玖  2024830日   朝日新聞

 東京・丸の内の三菱重工本社に爆弾が仕掛けられ、8人死亡した事件から30日で50年になる「東アジア反日武装戦線」を名乗る集団による連続企業爆破事件の一つ。

 今年1月には半世紀近く逃走を続けたメンバーの1人の桐島聡容疑者が入院先で名乗った後に死亡し、再び世間に知られた。

 

当時を直接知る人が減るなか、自らの体験を書き残した人がいた。

 事件当時に三菱重工社員で、31歳だった宗像善樹さん。事件で同僚らが命を落とし、けがを負うなか、自身は鼓膜が破れ、右耳の聴力を失った。

  妻の信子さん(75)によると、宗像さんは事件後、しばらく事件について語りたがらなかった。宗像さん自身も重い後遺症を負ったが、「私は被害が小さい方だから経験を口にする立場にない」との思いだったという。

  一方で、「あの悲劇を風化させてはいけない」とも語っていた。犯人グループの動向は、裁判などのたびに世間の注目を集めた。犯人側や当時の捜査員らからみた記録は多く残っているが、ビルの中にいた当事者によって記録されたものはあまりなかった

信子さんによると、宗像さんは「被害者の苦しみは共有されていない。記憶や事件に対する思いが薄れる前に書き残さないといけない」と話していたこともあったという。

 

 退職後の2010年。事件から36年が経ち、宗像さんは自身の体験を元にした小説を書き上げた。当初はペンネームで「爆風」というタイトルで出版したが、同社OBから「実名でしっかり残すべきだ」と背中を押され、18年に実名で「三菱重工爆破事件」(幻冬舎)を出版した。

  宗像さんはその3年後の2112月に78歳で亡くなった。著書は小説だが、自身の体験はそのまま書いており、発生時の状況は生々しく記録されている。

  同書によると、事件があったのは、4階のオフィスでいつも通り窓際のデスクに座っている時だった。

 

「皆なぎ倒された」「耳から真っ赤な血」

 ドドーンという爆発音と、建物全体が突き上げられるような激しい揺れを感じた。(中略)私は、爆風の直撃を受け、猛烈な勢いで床に叩(たた)きつけられた。(中略)皆、猛烈な爆風と鋭いガラスの破片や割れた蛍光灯の直撃を受けて、いっせいに床の上になぎ倒された。

 (中略)オフィスの中は、爆風で舞い上がった部屋のほこりで濛々(もうもう)と白くかすんだ。(中略)ガラスがすべて吹き飛んだビルの外から、焼け焦げたような異臭と煙が、社員の体の上にどっと流れ込んできた。

 (中略)周囲にはワイシャツ姿の男性社員やノースリーブの女性社員が体から血を吹き出して倒れていた。(中略)右耳から、真っ赤な血がポタポタと床に流れ落ちた。

  (中略)車は、もくもくとした黒煙と真っ赤な炎を吹き上げ、勢いよく燃え盛っていた。(中略)道の両側に建ち並ぶビルの真下の歩道には、血まみれになった何百人もの人たちが折り重なって倒れていた。(中略)ピクリとも動かない、黒こげの男の人の姿が見えた。

 

 この三菱重工ビル爆破事件を含め、197475年には企業を対象にした爆破事件が都内などで計12件相次いだ。一連の事件の判決文によると、容疑者らは、三菱重工が「日本帝国主義の戦前・戦時中における海外侵略、戦後における新植民地主義侵略の中枢」であるなどと主張した。

 容疑者の一部は今も海外逃亡を続ける。今年1月には、三菱重工以外の一部の事件に関わった疑いがあるとして指名手配されていた桐島聡容疑者(当時70歳)=容疑者死亡で不起訴=が入院先で見つかった。

  宗像さんは「犯人がなぜ事件を起こしたのか本当のことを知りたい」と、事件の関連書籍を集めたり、事件を題材にしたテレビ番組を見たりしていた。「事件は無差別な殺人でしかなかったと思う」と話していたという。

  連続企業爆破事件に関わったとされる桐島容疑者が亡くなる直前に名乗り出たことについて、信子さんは「主人は本人の言葉で謝罪を聞きたかったと思う」とし、「なぜ連続企業爆破事件に関わったのか語ってほしかった」と話す。

 

三菱事件から50年が経ち、「犯人グループの人たちには、その主義主張のために、家族を失った人、後遺症が残り人生が変わってしまった被害者がいることを忘れないでほしい」と語った。

 

半世紀逃走の桐島容疑者 連続企業爆破事件とは

 1974830日午後045分ごろ、東京都千代田区丸の内2丁目の三菱重工本社ビルで爆発が起きた。ビル正面玄関前に仕掛けられた爆弾2個が爆発し、同社社員や通行人ら8人が死亡、380人がけがをした。戦後最悪の爆弾テロと言われる。

  この事件を含め755月までに企業を対象にした爆破事件が都内などで計12件相次いだ。同社のほかに三井物産、大成建設、鹿島、間組(当時)などの本社や関係先が狙われた。

一連の事件の判決文によると、容疑者らは三菱重工が「日本帝国主義の戦前・戦時中における海外侵略、戦後における新植民地主義侵略の中枢」であるなどと主張。ゼネコン各社にも同種の理由を付けた。

  連続企業爆破事件では「東アジア反日武装戦線」犯行声明が出された。警視庁は755月に9人を逮捕(うち1人は逮捕直後に自殺)したが、大道寺あや子(75)、佐々木規夫(75の両容疑者は、758月の日本赤軍による人質事件を受けた「超法規的措置」で釈放され、現在も国際手配されている。

 

 警視庁は今年2月、神奈川県内の病院に「内田洋」の名前で入院し、その後死亡した男性について、事件直後から半世紀近くにわたり逃亡していた桐島聡容疑者(当時70=容疑者死亡で不起訴=と特定

桐島容疑者は東アジア反日武装戦線の「さそり」グループに属し、連続企業爆破事件のうち7件に関わったとして、容疑者死亡のまま書類送検され、不起訴となった。

―――――――――――――――――――

桐島聡容疑者を名乗る男から事情聴取。70年代の連続企業爆破事件   2024-1-26  朝日新聞

 197475年に起きた連続企業爆破事件で、警視庁が、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている桐島聡容疑者(70)を名乗る男の所在を把握し、26日に事情を聴いたことが捜査関係者への取材でわかった。

 警視庁は本人か確認を進めている。本人と特定されれば、事件から49年たっての確保となる。

 

 警視庁によると、桐島容疑者は過激派集団「東アジア反日武装戦線」のメンバーで、警察庁指定の重要指名手配となっている。754月、東京・銀座のビルにある韓国産業経済研究所に手製爆弾を仕掛けて爆発させ、一部を壊した疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、桐島容疑者とみられる男は今月、神奈川県鎌倉市の病院に偽名で入院。25日になり、病院側に「自分は桐島聡だ」と話したという。

 

 病院から警察に通報があり、警視庁公安部が男と接触。男は末期のがんで重篤な状態といい、桐島容疑者本人かどうかをDNA型鑑定などによって調べるとみられる。

  連続企業爆破事件は7475年、ゼネコンなどに爆発物が相次いで仕掛けられ、東アジア反日武装戦線が犯行声明を出した。このうち三菱重工爆破事件では同社社員や通行人ら8人が死亡、380人がけがをした。警視庁は事件に関与したとして9人を逮捕。一連の事件では桐島容疑者らが逃走を続けていた。(比嘉展玖)









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最終更新日  2024.09.02 03:20:04
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