半蔵門のランチ
う~ん、すばらしいお天気。やっぱり春はこうでなくちゃ!ということで朝からお出かけ気分満々だったのですが、夫に来客。お茶をだしたりなんだりしていると、そのおじさん(失礼、、)が、「奥さんも一緒に、ランチいきましょう!」と誘ってくださる。「子供もおりますので、、」と断ってみたものの、大丈夫、大丈夫、ということで、この良く知らないコンサルタントのおじさんと一緒に、おでかけ。おじさん、子供がめずらしいらしく、いたってシンのお相手をしたがってくれて、大助かり。ベビーカーも「押してみたい」と奇特な発言をして実際に押していた。。スーツ姿でベビーカーを押す、という図はなかなかおもしろい。前に日記にも書きましたが、ランチタイムになると人口が急増する半蔵門界隈。う~ん、この時間帯、だいじょうぶかね、、と心配していたがおじさんの提案は、一昨日義父母たちといったばかりの「グランドアーク」であった。ここは帝国ホテル系列のホテルで三宅坂上、国立劇場のおとなりである。行ったことがあるのは1階のカフェ?と4階のラウンジのみだったのだけど、おじさんのお気に入りは地下にある、和食「門」というお店らしい。階段を下りると、ちょっと料亭風の小さなお庭。ビルの地下と言うのにとっても風情のあるお店でちょっと期待が高まる。店内もスタッフはお着物だし、お花もそこここにいけてあって、なかなか感じが良い。テーブル席について、(シンの子供椅子もあった!)テーブルの上にあるおしょうゆとかの入れ物もかわいい。そして、自家製の「おかかのふりかけ」のようなものがあるのがとっても気になる!見た目、松の実が入っていない「錦松梅」のようで、すご~くおいしそう!白いご飯にかけたい!という欲求が高まる。そう言うと、おじさんはいたって上機嫌で「うん、これなかなかいけるんだよ!だったら奥さんは魚の定食にしなさい!」と決め付ける。う、でも実はちょっとこの「玄米うどん」というのにも惹かれてたんだけど、、でも、ここはおじさんに従おう。。結局、夫は玄米うどん、私とおじさんは本日のお魚定食にした。お魚は鯛の幽玄焼き。これにたけのこの土佐煮やカボチャのてんぷら、そして巨大なおわんに入った、お麩とキャベツのお味噌汁。きのこの佃煮、かまぼこと卵焼き、ししとうのから揚げ、おつけもの、、などなどが美しく盛られたお盆が登場!どうせランチの定食だし、、とあなどっていたのだけど、その盛り付けの丁寧さ、器のセンスのよさ、そしておいしさに大満足。だって、これで1050円ですよ~。シンと二人で食べても十分なほどの量だった。夫は玄米うどんセット。これも温泉卵やたけのこの煮物、サラダなど盛りだくさんでとってもおいしそう。気になっていた「玄米うどん」はこれまで見たこともないしろもので、茶色の麺。歯ざわりは「盛岡冷麺」のようなやや固めの麺でした。これもご飯がついて1050円。お得です~。そして気になっていた「ふりかけ」もとっても甘辛くておいしかった~。たっぷりご飯にかけていただきました。おじさんは、「いやあ、女の人でも良く食べる人は気持ちがいいなあ」などといって喜ぶ。私の大食っぷりが、彼のお気に召したようで何よりである、、。半蔵門にはこういうランチタイムのお店が結構あって、これまで見た感じ、一番込んでいるのは一番町の「プチなんとか」という名前の(忘れた)欧風カレーのお店のようである。マンションの一階にあるのだけど、お店の前の椅子にずらっと待っている人の列ができている。あとはやはり一番町の「吉田」というおそばやさん。ここは私もいったことがありますが、たしかにおいしい。でもおじさんがこわいので、シンとはいけない。麹町のイタリアン、エリオもまあまあ入ってるみたい。dokanさんも有名なだけに、ランチタイムは込んでる。あとは6番町の主婦会館なんかも込んでいるみたいですけど、バイキングなのであまりおいしそうな感じではない。(勝手な想像だけど、、)今の季節は外でお弁当やパンを食べている人も多いみたいですね。外で働いているときは、私もお財布を手に持って、ちょこまかと会社周辺のお店をめぐってました。特に東京で働き始めてからはたのしかったなあ。お昼に外に出ること自体が、息抜きというか、ストレス解消というか、気分転換と言うか、、。それが主婦となった今では、たまのお楽しみ。どうせならおうちで作れない、おいしいものをたべたいなあ、、と思います。