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カテゴリ:家族のこと
今、一人です。
私は午前中から子ども連合会の育成者研修会に出ていて、帰ってきて、 夫と子ども達は、またしても7~8キロ先にある実家まで 自転車で出掛けていきました。 3人とも自転車での遠征が大好き♪ 金曜日の夕方に夫が編集長と会うために、出掛けていきました。 1ヶ月の休暇が過ぎ、今後どうするかを報告するのです。 一月前、「会社を辞めたい」と編集長に言ったとき、 「とにかく休みをとれ」と言われました。 休みをとったところで、決意が変わるわけではないので 必要ないのいうのが、夫と私の2人の考えでした。 それなのに、休暇をとったのは一番よい辞めかたをしたいと いろいろ話しあって決めたことでした。 でも、休暇をとったことがこんな方向に行くとはその時は思わなかった。 報告をしにいく金曜日、徐々に揺れ動き始めた気持ちが ピークに達している夫を見ているうちに 「会社に戻ったら?」という言葉が口をついて出ました。 不安とストレスでいっぱいいっぱいになっている夫を見ていられなくなったから。 会社にいるときよりも、もっと不安とストレスを抱えて、どうしようもない様子。 確かに会社を辞めることで仕事をしているときのストレスは消えるけれども、 その先の生活を考えたときに、 もしかしたら、家にいることが出来る時間がぐっと少なくなるかもしれない。 家族といる時間を特に大切にしている夫にとってはとても大きいことなのです。 収入が減って、余暇にしていた好きなこと(自然と触れあう)ができなくなるかもしれない。 私が働くことで、こどもたちに寂しい思いをさせることになるかもしれない。 今後の生活設計が立てられない。 などなどが一気に不安となって溢れてきたようです。 一家を支えていかなければいけない。一緒に頑張る気持ちはあるけど、 私のような立場とは背負うものが全然違うのだと思います。 休暇中は2人でいろいろな話をしました。 すうっと通じる部分が多くて、 今までにはない2人にとって貴重でとても有意義な時間でした。 けれど最後に襲ってきたのはそんな不安でした。 なにか、これがしたい!!という強い気持ちがあれば、 それがそこに行くまでの充実感にもなって、 もしかしたら不安を打ち消してくれたかもしれません。 そうなるために、何とかしようといろいろと考えると思うから。 一ヶ月という時間で、これだというものは、そう簡単には見つかりませんでした。 基本的には、「家で家族と一緒にいたい」それがまずあるようだから。 私は夫を見てきて、一つのことに対する集中力、想像力、根気強さ 人とのコミュニケーションの柔軟性など たくさんの可能性を秘めているように感じたから、 夫の生活の中でものすごい障害となっている今の仕事を辞めたならば 夫の生き方がこれからぐーんと変わってくる、と思いました。 その障害さえ取り除けたら、私も自由な気持ちでいられるし、 みんなが幸せな気持ちでいられる。・・・あまりに短絡的なのかもしれませんが。 夫だけが我慢をしているのがすごく嫌だったのです。 だから、生活していくための代替案を夫が出したときに、 もしそれに失敗したとしても2人で働けば、何とか生きてはいける。 気持ちの上でずっと楽になれると、解放感を味わいました。 だけど、だめだ。 夫の心理状態がこんなに不安定な状態で、いいはずない。 押しつぶされそうになっているのを見ていたら、 まだ時期ではないんだ、「戻ったら?」と言ってしまいました。 今まで、会社のことには触れられたがらなかったので あまり話さなかったけど、 内部から仕事の内容を変えていくことはほんとうにできないのか、 夫がしたいと思うことで(自然関係)で企画をだして その方面で仕事をしていくことって無理なの? 会社のことはよく分からないけれど、 もっともっとよりよい道を捜がすことも不可能ではないかもしれません。 私も目の前にありありと自分の望む生活が見える・・・そんな状態の一歩手前。 もっともっと、自分たちの望む生活を煮詰めてからでも 決断は遅くなさそうです。 そのときは、必ず迷うことなく決めることができるのだと思います。 会社に戻る決断をしてから、 より将来に対して引き締まった気持ちでいます。 一緒にいた時間をたくさん持てたことで、 2人で、という気持ちがずっとずっと強くなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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