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カテゴリ:家族のこと
実家から栗の渋皮煮が送られてきました。
プチプチシートでくるまれた包みを開けると、 大粒の艶やかな栗がジップロックの中に均一に並べられ、 空気を抜かれ、真空パックのようになっている。 ほんとに父はやることがマメだなぁ。 開けて一粒にフォークを刺してみると、すっと入る。 おお~~、柔らかい。 一口食べて・・・美味しいじゃないの! 渋皮も中身と区別がつかないほどに柔らかくて。うーん、と唸ってしまいました。 子ども達に食べさせると、「超、おいしい!」 私が作った栗のパウンドケーキも、モンブランも食べなかった息子が この栗は「もっともっと」と食べました。 父が秋の夜長に作ったそうです。 バケツに2杯分くらいの栗で。 渋皮煮というのは、作ったことがあるけれど渋皮の筋をピンセットやら 爪楊枝などを駆使してすべて取り除かなければ味に影響してくるので、 ものすごおく手間がかかるもの。 私は一回でちょっとパス・・・でした。 父は鬼皮をきれいに簡単にむく方法を発見したそうで、 そのやりかたを喜々として説明してくれました。 集中してしまうと、誰にも止められない。 ちょっと意味合いは違うけど、 実家にいるときも、酔って上機嫌になった父を誰も止められなかったし、 夏休みに実家に行ったときのビデオを後から見ると、いつも こどもたち以上にはしゃいでいる父の声が一際多くはいっている。 父って、面白いです。 動物占いでも「すべてに自分のやりかたがある」と 性格の特徴に書いてありましたが、まさにその通り。 そして父を見ていると時間を楽しむ名人だなぁなんて思ってしまいます。 感動屋でもあり、すぐに目に涙をためてしまう父。悟られないようにはしていますが。 秋の夜長に「そうそう、栗♪栗♪」と思い出しては、 冷蔵庫を開き、口にぽとり・・・。おいし^^と食べています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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