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カテゴリ:意識
福岡に住む母から郵便小包が届きました。
時々、自分のところで取り寄せているお米などが余ったときに 送ってくれるのです。 で、いつも隙間を埋めるべくいろいろなもの (お菓子やおつまみやお野菜など)が詰まっていて それが荷ほどきをしたときの楽しみでもあります。 今回はその中に手作りのものが。 さっそく取り出して味見してみたのですが、グッド♪ ゆずの風味、唐辛子の辛みが効いたおつまみによさそうな、 干し大根の輪切り、昆布、ゆずの皮etc.を醤油でつけたお漬け物でした。 それとゆずの皮で作った砂糖漬けも。 きっとおばあちゃんち(母の母の家)で柚子がたくさん採れたのだろうな。 熊本に住むおばあちゃんちでいろいろなものが収穫を迎えるたび、 せっせと通っては、採れた栗や梅や柚子などで保存食を作っているようです。 その量が半端ではない! ・・・いつも思うのですよね~~。収穫したものを無駄がないように 手間をかけて、ちゃんと美味しい保存食を作っておく。→配る^^ すごいなぁ~~って。 母は、「高齢者痴呆介護研究、評価調査員」の仕事をしていて、 定期的にグループホームを回っています。 それと、やはり痴呆症のかたを抱えたご家族の相談員としての 仕事もしています。 私の祖母・・・父の母が7年ほど前から痴呆症になり、 それがきっかけでいろいろと調べるようになり、その流れで今の仕事をするようになったようです。 いつも何かあるときちんきちんと調べる母。 そしてその元気はどこから?と思うほどいつもあっけらかんと明るいのですよね~。 で喋っていて、そのキラーンとした前向きさに 電話を切ったあとなんだか顔がゆるんで、弾むような気持ちになっています。 昔はいつも忙しく外を飛び回っている母と お友達の家庭的なお母さんを比べて「いつもお母さんが家にいてくれるっていいなぁ~~」なんて思っていましたが、 やはりどんなに家にあまりいなくても、昔から変わらずやはりあの母が好きなのでしょうね。 それはちゃんと大切に想ってくれているという気持ちが伝わってくるからよけいなのかもしれません。 まぁ、それは母にも昔より余裕ができたから私も感じることができることなのかもしれませんが。 そう、とにかくいつもしっかり自分の人生を見据えて、 子ども達、まわりに対する気持ちを当たり前のように怠らない母を見ていると、 私はあの歳になったときに、 あんなふうに子どもたちに何の不安も与えないほど しっかりと自分の人生を生きていられるだろうか、と思ってしまいます。 でも母が意識してきたかどうかは分かりませんが、 それは目の前のことに対する小さな積み重ねなんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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