昨日は久々に、野外での一日を満喫してきました。
行ったのはこちらより、さらに暖かいと思われる千葉県。
「有野実苑」というキャンプ場に近づくにつれ、景色は魅惑的なものに変わっていきます。
田舎、といえばそれまでなんですが、道沿いの林は間引きされたのか、切り株や倒された木が柔らかい草の上に横たわっていて、そこに日射しが落ちている様子などは何か、「ホビットの里」by
Lord of the Ring を連想させるものがあり、浮かぶ雲も綿をちぎったようにすぐ近くに浮かんでいて、うきうきしてきてしまいます。
「有野実苑」は私的にはよかったなぁ~~~。
場内は、樹種が豊富で大きな木が多く、春の芽吹きだしたばかりの下草や春の花と相まって、
全体の雰囲気がとてもよかったのです。
そして、管理されすぎているといえば、言えるのだけど、
あちこちに綺麗な自然を保とうとする配慮が感じられました。
たとえば、炊事場には合成洗剤禁止の紙。ちゃんと備え付けの洗剤が置いてあって、油などのついたお皿などもふき取ってから洗いましょう、かすなども流さないようにしましょう・・・とありました。
細かい、とも言えますが今までカスで汚れた炊事場のキャンプ場を体験してきただけに、ここまでの注意は必要だとも思うのです。
炊事場もトイレもすっきりと綺麗でした。
生ゴミ・その他のゴミもきっちり捨てるようになっています。
ゴミに関してもほかのキャンプ場で何もかも一緒にまとめて捨て、燃やしているのを見たことがあって自然の中に身を置く心地よさに反して、とてもしっくりこない違和感を覚えたことがあります。だからこういうのって、気持ちいい。
と、いろいろ書いてしまいましたが、そんな管理のしかたにも共感したし、
隣接の農園でのネギぬき・・・農園の土が新雪の上を歩くように軟らかくって感動。
木登り、息子といろんな色の木の実や小枝を使ったクラフト作り。
娘とのバトミントン。散策。バーベキュー。
みんな楽しかったなぁ~~~。
そうそう、ここで採れたらしい、いちごを買って食べたのですが、これはほんとに美味しかった。「お砂糖かけたみたいに美味しい」と聞き、買いに行ったのだけど、甘いのもさることながら香りがものすごいのです。
食べたときに甘さと濃厚な香りが口の中だけでなく、顔のまわりじゅうにひろがっていく感じ。
特に真っ赤に熟したものは噛んだ瞬間に「きた~~~~!!」という感じで顔中に香りがいっぱいになります。
それで一パック300円。こんなに「いちご」であることを主張しているいちごを食べたのは初めてかも。
今度は夏、トウモロコシの採れる季節に行きたいな。
トウモロコシを農園でもいできて、柔らかくて甘いところをすぐ焼いていただくのです♪
プールもあるのでまた子ども達も楽しめるでしょう。