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カテゴリ:自然
8月17日から24日にかけて、実家のある九州に行っていました。
帰ってきてから片づけをしたり、仕事に行ったり、また夏休みの宿題を見てあげたり・・・ とやらねばならぬことがどっと(>_<)。 九州では台風を避けるように、玄海の海、鹿児島の海で、と海を満喫してきました。 中でも印象深かったのが、去年も行ってまた忘れられずに足を運んだ鹿児島県長島。 島で、携帯電話も圏外。 泊まったのは去年と同じ船着き場のすぐ目の前にある「えびす屋」でしたが、 ここは目の前にある船着き場に行って、海をのぞくと魚がわんさといるのが見えます。 で、白砂のちいさなビーチにつながっているので、ここでシュノーケリングなどをして楽しめるのです。 私はこれが目的。子ども達や夫も最初は海でもぐって遊んでいましたが、父が釣りを始めると夫と息子の興味は俄然釣りに走り、それからは朝早くから起き出しては釣り。 日が暮れるまで釣り、を楽しんでいました。 途中、見に行ったんだけれど水が澄んでいるから魚たちの動きがよおく見えるのです。 ちっちゃい魚はおちょぼ口でつっつき、かわはぎもそんな感じ。 ところが、ときどき大きな口を開けた「あらかぶ」(かさご)が餌をかっさらっていきます。 そして、かかっちゃうのです。3人で、かさごを8匹ほどつり上げていました。 見ていたら、大きな石の塊に針が引っ掛かってしまったようで、苦戦していたら針からはずれたタコが、体をすぼめてぴゅーっと逃げていきました。 タコもいるとはびっくり。 釣りに、シュノーケリングに、夜船で海ほたるを見に行ったり、ほんとによく遊びました。 海ほたる・・・これまたとても幻想的なのです。夜光虫、プランクトンの仲間で、何かの刺激があると発光します。 ちょうど闇夜だったので、海の中に無数にいるというそのプランクトンが網を海に入れて動かすたびにキラキラ光るのです。 ロマンチックな言い方をすれば、海の中の星を網ですくっているみたいで、いつまでも網をゆらゆらさせていたくなります。 もちろん、水を手にすくっても手の中でキラキラ光るんですよ。 この夜光虫の性質を研究し、将来光源にできないか、という研究も進んでいるとか? 暖かい海にはけっこう生息しているそうなのですが、ほかでこのようなナイトクルージングはあまりやっていないとか。 まわりに光があると、見えにくくなってしまうようなので月が出ていない夜は闇夜になってしまう長島がぴったりの場所なのかもしれませんね。 それから泊まったときにたまたま、予定されていた花火大会。 ・・・と言っても、夜店がでているわけでなく小高い丘の上の暗い場所にみんな集まってきて鑑賞しています。 ここに来てまず驚いたのが、空。その暗さゆえに、星が!ものすごい数の星が頭上にあって花火よりも星の多さに圧倒されてしまい、大きなブルーシートを敷いて寝っ転がりながら、星空を眺め、みんなに促され花火を見・・・。 この場所、最高! 暗いからはっきりとは分からないけれど、たぶん目の前の草っぱらの向こうは崖で、その下には海。遠くにはゆっくり回る風力発電の白い風車が回っていて、風が心地よい。 そして海のほうから真正面にどでかい花火が上がるのです。 人混みの花火大会を経験していただけに、なんにもない、心地よい夜風と天の川がはっきり見える星空と花火だけの花火大会。 ほんとうに最高でした。 そして長島がまた思いで深い場所になったのは、宿のかたたちの温かさかな。 民宿なので、食事中も遊ぶときもいつも傍らでお話していたという感じだったのですが、 みんな、特におじいちゃんなんか見とれてしまうくらい穏やかな、すっごくよい顔をしているんですよね。 船長さんから聞いたお話も、上記数々のものを上回るくらい印象深かった。 書きたいことはいっぱいあるけれど、私はどうも、書き出すと長くなってしまうクセがあるので、また明日にしよう・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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