カテゴリ:私の両親のこと
小さい頃から親の不仲に迷惑かけられてきた。
まだ学校にも行かない小さな歳で、喧嘩した母親に連れられて夜の街をアテもなく歩き回ったこともある。 両親の喧嘩が始まると修羅場だ。 耳をふさいで自分にとばっちりがこないように、身を硬くしてやり過ごすしかなかった。 4歳の時に盲腸にになった。 でも両親はただの腹痛だと言って、病院に連れて行ってくれなかった。 結局腹膜炎になりかかっていた。 麻酔ができない体質だとかで、麻酔なし。 あまりの痛みに泣き叫んだら「泣いたら手術ができないから泣くな!」と看護婦が怒る。4歳だよ、わたし。 お腹には醜い傷が残ってる。 母は父の浮気と借金で、半分ノイローゼ状態。 でも朝から晩まで働いて頑張ってくれた。 そしてその反動を、自分のやり場のない怒りを子どもに向けたんだ。 学校でいじめられても、親には言えなかった。 初めての初潮のときも自分で始末した。 親には一言も泣きごとは言えなかった。 今調停になっても言ってない。 オットの借金も言わなかった。 まっでも楽しい事もあったんだ。 家族で笑って過ごすこともあったんだ。 それは認めないと悲しすぎる。 でも、あんたら親のせいで、どんなにしんどかったのか、どんなに辛かったのか、1度でもいいから言いたかった。責めたかった。 なのにそんな子どもの思いも知らないで、母親は痴呆で、父親は半身マヒ。 あんまりじゃないか! 私の中では全然帳尻合わせができていないんだ。 いつも自分の中で折り合いをつけようしとしてきた。 親も大変だったんだって、納得しようとしてきた。 でも今こうなってみると、私は言うべきことを言ってこなかったからなんだ。 オットのこともあるけれど、親との関わりでこんなに追い詰められているんだと思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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