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2010.09.23
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カテゴリ:私の両親のこと



父が胃ろうになりました。

嚥下障害で誤嚥性肺炎になり入院し、もはや経口摂取は無理との判断です。

施設に入所して4ヶ月で二度も入院となり、仕方がありません。

色々と思うことはあります。

生きる意味。 生きているってどういうことか。。。

きっと本人は望んではいない結果だと思います。

でも生きているかぎり、死ぬことが選択できない状況であるなら、生き続けるために仕方がない選択なのです。



生きるって、ただ息をしていることなのでしょうか・・・

介護の世界で働いてきて、色んな人を見てきました。

父の病院でも色んな人を見てきました。


時には生きること、生かされていることの厳しさ、辛さを目の当たりにする事もありました。


父も経口摂取ができないため点滴だけで栄養を供給しています。

口から食べられないので常に空腹なのか、ずっと口をモグモグと、何も食べていないのに食べているかのように動かし続けています。

かわいそうを超えて哀れに思えてたまりません。



片麻痺で認知もひどい状態で、目だけがギラギラとしています。

あの目で見られると、責められているような気になります。


生きることの残酷さを感じます。

本当は最後まで胃ろうはさせたくなかったです。

喋ることも自分の意思を伝えることも出来ない状態です。


ただもし何かあった時の延命処置は断りました。

聞くところによると、年金の為だけに生かし続ける家族もいてるそうです。

私も妹もこれ以上の負担を父にはかけたくありません。

なので気管切開など延命処置はしません。


考える事は人それぞれだと思います。

それでも生きていてほしい・・・

それも愛情でしょう。

その時々で考えに考えた挙句の選択は、周りの誰彼がどうこう言えるものではありません。

生きること、それを見守ることの過酷さは、当事者でないと理解できないものです。


父の入院先と私の勤め先は逆です。

平日はフルタイムで、休みも出勤になったりで、なかなかお見舞いにも行けません。

親不幸な娘です。


















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Last updated  2010.09.23 13:38:16
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