テーマ:今日の一言(1632)
カテゴリ:いろんな人の話
病院で胃カメラの検査を待っていたら、お母さんと3歳と5歳ぐらいの姉妹が来たのよね。 二人とも可愛らしい顔をしているから、見るともなしに見ていたら、妹がお姉ちゃんの横に行ったと思うとなにか耳打ちしている。 内緒の話なんだ~。 するとお姉ちゃんがシクシク泣きだした。 えっ!? お母さん 「 どうしたの? えっ! 耳をかまれたの! 」 そうなのです。 この可愛い顔をした妹ちゃん、お姉ちゃんの耳を噛んでいたのです。 「 ○○ちゃん! また噛んだのね。 噛んだらダメって言っているでしょ! 」 妹ちゃん、『 また 』 なんだ。 ってことは、お姉ちゃんいつも噛まれているんだ。 お姉ちゃん、お母さんの膝に半分乗るような恰好で泣いていたら、なぜか噛んだ妹ちゃんも半べそ。 気がつけばお姉ちゃんを押しのけて自分がお母さんの膝にのっている。 押しのけられたお姉ちゃん、手だけお母さんの膝にのせている。 う~~~可哀相に。。。 フト、うちの娘たちを思いだした。 実家の帰り道、バスで居眠りしているオネエチャンを無理からに起こして歩かせる。 下はまだ赤ちゃん、ベビーカーも持っている私は、寝ぼけ眼のオネエチャンまで抱くわけにはいかないのだ。 半分フラフラになりながら、ぐずることなく歩くまだ3歳のオネエチャン。 かわいそうだなったな~。 お姉ちゃんは我慢することが多いよね、って話になると、 次女の抗議が始まる。 「 なんでよ~、お姉ちゃんはいっぱい写真があるのに、私なんてほとんどないじゃない。 差別だ~~。 」 要領の良い人間ほど、自分の分が悪いと攻撃してくるんだ。 ハァ~ 二人の子育てに必死で、写真なんて撮る暇なかったよ。 あんたの離乳食やお姉ちゃんの食事を作るのに追われてさ。 と言っても次女には通じない。 まっ、それぞれに不満は常にあるでしょう。。。 でも下は憎めないのだよな。 可愛いのだ。 長女ももちろん可愛いが、どちらかと言うと頼りにしているのだな。 母は。。。 でもさ、私も長女だったから、常に我慢をしてきた思いが強いのよね。 どうしても上の子の気持ちの方が分かる。 なので極力 「 オネエチャンなんだから! 」 は言わなかったつもり。 私がそれを言われるたびに、 「 好きで長女に生まれたわけじゃないわ!!」 って思っていたからね。 それにしても下は要領がいいっていうか、得してるよな~。 耳を噛まれたお姉ちゃん、好きで長女に生まれたわけじゃあないだろうが、これも運命だ。 妹ちゃんに負けずに頑張るのだよ♪ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 追加 そうそう、胃カメラの後、もうすぐ誕生日の次女のプレゼントを買いに、3人で街に行ったときのこと。 次女が こっそりと 「 お母さん、お姉ちゃんのXmasプレゼントも買わないといけないの? 」 と訊いてきた。 母 「 そりゃあいるでしょう。」 次女 「 え~、もうすぐお姉ちゃん誕生日なのに~。 」 と不満げ。 姉ちゃんは2月なのだ。 そして次女は12月が誕生日なのだ。 1回分のプレゼントを損した気分なのだ。 そして挙句の果てが 「 1000円も出せない! 」 と言いきった。 それをお姉ちゃんに言うと、 「 じゃあこれで良い。 」 と選んだのが300円の4色ボールペン。 私、これでブチギレ。 「 バイトして稼いで、1000円出すのも惜しいのか!。 そんなけち臭いことを言ってどうするねん。 自分の為だけに使うお金は生き金と違うわ!! 」 次女、あまりの待遇の悪さにバイトをやめるのだ。 私はおこづかいを復活する気でいるが、本人は、今の持ち金でやりくりしないといけないと思っているのよね。 それも分かるが、それにしてもけち臭い!! その後、半べその次女。 高校にもなって、親に出先で一喝されるか~~。 その後でお姉ちゃんは次女に、自分のバイト代でジャケットを買ってあげてた。 妹には言っていなかったが、前から何年も前のコートしかないから買ってあげると言っていたのだ。 これにはさすがに次女も自分の器の小ささを感じたのだろう。 照れくさそうに選んでいた。 そしてその日は姉に感謝していた次女だが、数日だつと、また偉そうにお姉ちゃんに悪態をついている。 アーメン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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