カテゴリ:いろんな人の話
昨日の夜に、プロフェッショナルの番組を観ていた。 中小企業の再建に取り組んでいる弁護士さんだった。 この人弁護士になりたてのときは、大手の(佐○急便とかの)再建に取り組んでバリバリ仕事をしていたやり手の弁護士さん。 でもあるとき、依頼されていた小さなお店の店主が自殺したのだ。 感謝の言葉を書き連ねた遺書をこの弁護士にFAXで送って。。。 そしてその翌年にまだ15歳の娘さんを病気で亡くされる。 それからは仕事も手につかない状態が続いたが、それから数年後には、中小企業の再建を取り扱うようになる。 そんな内容だったのだけど、その番組を観ながら、この人は人の痛みが分かる人なんだって思ったのよね。 今でも債権者を相手に話をする、困難な局面の前では、亡くなった娘さんの小さな写真を見て力をもらっているのです。 けっして強い人ではない気がする。 ただ信念を持っている人だと思う。 そしてその信念の源は、依頼者の自殺と、娘さんの死を逃げずに真正面から受け取めたからじゃないかと思うのです。 両方の死。 その後、数年は仕事が手につかないほどの痛手を受けたからこそ、今の強い信念が生まれてきたのでは・・・と。 自分が受けた痛みの出し方は人それぞれだと思う。 固く心の奥底に封じ込めて、痛みを見せない人もいれば、傍目から見てもほおっておけないほど憔悴する人もいる。 見た目だけではその人の痛みはわからない。 ただ思ったのは、痛みを痛みとして受け止めることが大事じゃないのかと。 その現実から目をそらしてはいけないのだと思うのです。 辛くても一度は自分の中に取り込まなくてはいけないのでは・・・と思うのです。 テレビを観ながら思ったのは、元オットならどうなるだろうってこと。 きっと、現実から目をそらすと思う。 逃げてしまう気がする。 人は挫折を味わって、そこから抜け出してこそ大きく成長するのではないのかと思う。 そして私もまだまだ未熟だけど、現実から逃げないで、痛みは痛みとして受け止めれる人間になりたいと思うのです。 挫折もその後の行動でプラスにもマイナスにもなるってことを感じたのです。 な~~んて偉そうなことを書きましたが、まだまだつまんないことでオロオロする未熟者です。 (照)
で、話は変わるが、なんじゃこりゃ~。 ブログが変わっている~。 めちゃ使いにくいじゃないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|