楽しい人生にしようよ♪

昨日仕事から帰って、一息つくとすぐ下の妹から電話。　「　お母さんが病院から帰ってこない。」　父だけ帰ってきたらしい。

父の通院に付き添って行ったのですが、病院ではぐれてしまった。　母は軽い認知症です。　父は病気の後遺症で片麻痺です。　携帯は持っていない。　

飛び出たものの、駅まで自転車、電車に乗って、最後はバス。　実家までは結構遠いのです。

妹は警察のあと義弟と車で病院まで　（　また病院が遠い　）　探しに行き、末の妹は実家で待機。　私は途中下車して、最寄の駅の周りを探す。

すると末の妹から電話。　「　今帰ってきた。　」　良かった～。　で、末の妹に　「　怒ったらあかんよ。　怒ると認知症がすすむよ。」　と釘を刺す。

そのまま電車に乗ってとんぼ返りをしたかったけれど、妹たちが母にキレると困るから、バスに乗って実家に向かう。　この段階で仕事の疲れもあって　（　入浴介助を含めて４時間入りだったのよね　）　もうヘロヘロ。

実家につくと、母は疲れきっているし、父は気が抜けてるし、妹は憮然としている。　真ん中の妹は捜索からまだ帰ってきていない。　母は７０００円も払ってタクシーで帰ってきたらしい。　病院で父を待っていたそうだ。　よく家の住所が言えたものだ。　だったら電話をしてほしい。。。

「　何事もなく無事で良かった。　」　と言うなり、私はご飯の支度。　二人とも昼にはぐれて食べていないとのこと。　なにはともあれ食事だ。　ありあわせで作る。　

このとき夜の９時。　妹たちも何も食べていないから、食べ行こうと誘われたけど、そんな元気もなく、食欲もなく、またヘロヘロになって帰ってきました。　

こんな両親だけで病院に行かせてと思われても仕方がないのですが、妹は母の通院の付き添いもあり、働いているので父の通院まではなかなか難しいのです。　毎回ついて行くけない。　一時期は交代でついて行っていたけれど、わたしも仕事が忙しく、ついつい足が遠のいてしまう。　

ヘルパーさんに通院介助をしてもらうよう言っても聞き入れないし、近くの病院に替えるように言っても聞かない。　頑固もいい加減にしてほしいと、妹たちは怒るのよね。　結局こうして迷惑をかけられるのは私たちだってね。。。

確かにそうなのです。　人の意見は聞かない。　父はいまだに介護認定すら申請していない。　今、生活援助でヘルパーさんに来てもらっているのは母だけ。　自分の事は自分ですると言い張る。　

これが現実なのです。　ただ冷たいかもしれないけれど、私は離婚して守るのは両親ではなく娘たちだと決めたのです。　一時期は親も気になる、元オットの借金、娘たちのこと・・・あれやこれやで押しつぶされそうになった。

そのときに、私の心も身体も一つしかない。　ならば私は子どもを守ろう。　そう決めたのです。　両親は近くに妹たちがいる・・・って。 父が倒れたときは私は結婚していて、正社員で働きながら休みは母の代わりに病院に行く生活を１年以上続けた。　妹はそのとき生活が荒れていて家のことはかえりみなかった。　今は私もカツカツの生活。　申し訳ないけれど妹たちに託すしかないのです。

ただこうしてなにかあると、やはり駆けつける。　これからもっと、頻繁にこういうことが起こるのだろうと思うと気が重い。　でも両親の状態はもっとひどくなるだろう。　いずれは親元の近くに住んで面倒をみないといけないのよね。　離婚しても親のことがかかってくる。

これが現実なのだ。