カテゴリ:私の両親のこと
今日は父の介護認定の再調査でした。 前回と同じ調査員の人が来ました。 調査員の人も介護度の低さに驚いたそうです。 自分が書いた意見書が、全く反映されていないことに憤慨もされていました。 要介護1以上は下りるだろうと思っていたそうです。 話をしてみると、この調査員の人は冷静に現状を把握できる人だと思います。 これで介護度が変わらなければ、審議会に申し立ても考えていると言うと、そうしていくことで問題提起にもなるでしょうと言っていた。
本人と関って現状を見た人と、書類上だけで判断する審査会の人との温度差に驚きます。 現場で見れない人間が判断する為に主治医や調査員の意見書があるはずなのに、それがどれだけの意味を持っているのか疑問に思います。 聞くと、項目の自立の選択が極端すぎる気がします。 父のように片麻痺でも自分で入浴していたら自立になります。 でも実際は健側の半身は麻痺した手では洗いようがありません。 でも自分1人で入浴していたら自立になるらしい。 今日は半身は洗えていませんと伝えました。 特記事項に書かれていました。 その辺の受け取り方は調査員によるところが大きい気がします。 この人は家族の立場に立って考えてくれていました。 なので今日の調査員の人はその辺を汲み取ってくれましたが、それも特記事項で補足的に書かれているので、そこを審査会がきちんと読み取ってくれないと困るのです。 当然口腔ケアもできていません。 それも伝えました。 これで結果がどうでるか分かりませんが、現場で父を目の当りにした人の全てがこの判定はおかしいと言い切るのに、また審査会が同じ判断をくだしたなら、審査会自体が正常に機能していないと思います。 今日は調査員の人とも色々と話をしてみて、それぞれの立場で今の介護の問題を抱えているのだと感じました。 色んなジレンマを感じています。 調査員の人は書類を提出したら、担当した人がどの判定が出たかは知らされません。 そんなもんだと言えばそうなのでしょう。 いちいち調査員に報告する必要もないのでしょう。 また知ってしまえば、判定に悩む事になるかもしれません。 でも自分が担当した人の結果が分かって、そこに自分が思っていた介護度と実際に認定された介護度が、あまりに差があれば、そこで自分が思っていた判定と何が違ったのか問題提起になると思うのですが・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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