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カテゴリ:些事
ホウレンソウ・ホウレンソウ言うけれど、
「報告・連絡・相談」がなかった場合、 しなかった人が怒られます。 まあ、それは、それで、当然なんです。 社会人として「報告・連絡・相談」しない方が悪いんです。 でもね、この仕事していると思うんですよ。 「報告・連絡・相談」したくなる人なのか 「報告・連絡・相談」しようと思わない(むしろしたくない)人なのか。 私と私が担当している宿泊施設さんの間には 上下関係など存在しない。 (「業者」だと相手に見下されることがあったとしても 私はどんな宿泊施設様も下には見ない。対等だと思っている。 むしろ、どんな高級ホテル・旅館でも無駄に媚び諂わない。対等だと思っている。) しかし、利害は一致する。 宿泊施設さんが儲かれば、うちが儲かる。 宿泊施設さんが儲からなければ、うちも儲からない。 利害が一致する、ということは ともに伸びた方がいいわけですよ。 ということは、困ったことあったら、なんでも相談してほしいんですよ。 上下関係がない以上、報告・連絡・相談は「義務」じゃない。 利害が一致する以上、報告・連絡・相談は密な方が、絶対前に進む。成長する。 最近よくあるんですよね。 「なんだー、そんなこと!もっと早く相談してくださいよぅ! いつでも気軽に連絡してって言うのに、私から連絡するばかりじゃないですかっ たまには呼んでくださいよ!!」 というむらかみに、 「だってむらかみさん、いつも忙しそうだから わざわざこんなことで相談するの、悪いじゃないですか」 と答えられちゃうケース。 いけない!! 義務じゃない相手に「報告・連絡・相談」を求めるなら 「報告・連絡・相談」したくなるような人間にならないといけないのだ。 忙しい、と思わせるのは非常によくない。 相談される機会の損失だ。 (かといって、いつでもヒマそうと思われても困るわけですが) でも実は、「報告・連絡・相談」って、 たとえそれが、義務だったとしても、 結局は「報告・連絡・相談」される側が 「報告・連絡・相談」する立場の人たちに 「報告・連絡・相談」したいって思われるようにならないと なしのつぶてになるんだよね。 「報告・連絡・相談」の義務に胡坐をかいているうちは (義務があるのに、しない方「だけ」が悪いと一方的に思う間は) 人間としての成長も止まる。 人と関わる仕事だからこそ、 人として成長できるんだな、と とってもアナログなことを デジタルな会社の一見デジタルなようで実は泥臭い仕事に就いて学んでおります。 自分の知らない、でも、知っていた方がいい情報って、 結局「報告・連絡・相談」したいと思われている相手には そこに義務が発生していなくても 自然と届くようになっているんだよね。 いつでも気軽に声をかけてもらえるような 信頼関係をたくさんの宿泊施設様と築いていきたいものです。 ←1日1クリック☆ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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