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カテゴリ:些事
たぶん、12年ぶりくらい。
大学時代にワタクシ、文芸部に入っていたのですが over30メンバーでひっさしぶりの文芸部合宿をしてきました。 とはいえ、ワタクシ、何気に連休中ちょっとずつ予定が入っていて 夜22時からの合流だったわけですが。 ちょーーーーおもしろかった。 みんなで、少し頭を馴らすゲームをしたのですが… なんと言えばいいんでしょう、「新解さんトーク」? 新解さんをぱっと開いた一番右上の単語を使用して話をするというもの。 しかも、前の人の話を受けながらストーリーを進めていかなくてはならないという。 もちろん、ウソあり。 作り話、あり。 「蛇の目」「風葉」「日産」「堆肥」 「マス(mass)」「砂礫」「通運」... 順番は、トランプの数字を随時引いていく。 そんな単語を引きながら 機転を利かせたり、テンぱったり、 いやいやいやいや、おもしろかった。 当時の文芸部誌『Lethe』なるものを 後輩がごっそり持ってきていました。 読んで、こっぱずかしかったらどうしよう!と思っていたのですが 意外や意外、モノによっては、 「あたし、昔のほうが賢かったかもしれない…」 なんてことを思ってしまいました。 「女の最大の敵は女であり、最強の味方もまた女である」とか あとがきに書いていたのですが、 当時の私、何かあったんだろうか…?とか・笑 しかし、昔から、シニカルなことばっかり書いてたみたいです。 とくに、女性の駆け引きとか、 無責任に動物をかわいがることについてとか。 あと、女性をその気にさせておきながら無責任な男性についてとか。 でも、意外にピュアで、 「芸術」とはどこから「芸術」と呼んでいいのかとか 「好き」と「愛してる」とのことばの重みの違いを真剣に考えてたりとか ことばの重みを尊重するゆえに軽々しく口にできないことを悩んでいたりとか。 おお!青い!!笑 当時、おつきあいしていた彼のことが、 私とっても大好きだったんですよね。 でも、お互いの家の事情とかを思うと、一筋縄ではいかないから 好きって言えても、それ以上のことが言えなかったりとか、 言えなかったんだけど、ある日、初めて言ってみたりとか、 言った時の彼の反応とか、思い出したりなんかしちゃったりとか、 ああこの彼とは、結婚のことをお互い意識して、話もしたんだよね、とか。 …なんか、少しだけ、懐かしく思ったり、あとは、 昔と今と、根本的な部分はあんまり変わってないんだなと 昔の自分を賢く思ったり、 でも、昔に比べて今の方がちょっとだけ他人に寛容になったな、とか。 いやー。 ほんのり。 ほんのりとか言いながら、 実はとっても、酒にまみれた夜だったんですけどね。 酒を飲みながら、最後の醍醐味・リレー小説を書いたりとかしてたんですけどね。 みんな酔っ払いだから、めちゃくちゃやねん! 私も、西条八十の歌を忘れたカナリアの童謡が思い出せず ケータイでググったりとかしてました。 新解さんトークにしても、リレー小説にしても、 私、自分の傾向として、グループでいるときは てんでバラバラのものを「うまくまとめよう」というスタンスに 立とうとするくせがあるんだなあって、ちょっと思いました。 ←1日1クリック☆ありがとうございます →むらかみメルマガ保存庫はこちら← お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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