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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
今日、学校が休みだった子供たちをどこか大きな公園へでも連れて行こうと思ったんだけど
坊は友達と遊ぶほうがいいから・・と断られてしまった。 ちっ、かわゆくない奴。 坊が裏切ったのでアウトドアのお出かけでは面白くなくなってしまった嬢。 そりゃそうだ、私と遊んだって・・・ねぇ。 と言うわけで母も誘って急遽映画を観に行くことになった。 子供も大人も楽しめて、元気が出るような明るい映画・・ということで 【フラガール】に決定!! お昼過ぎからの上映だったので、映画館の近くの洋食屋さんでランチ。 余談だけど最近坊は食べ物で釣っても釣れなくなってきた。 今回だって「美味しいものを食べさせてあげるから」と言ったのについて来なかった。 友達とサッカーやりたいからなんだけど、毎日やってて何がそんなに面白いんだか。 炭鉱の町にハワイを作ろう!というストーリーからいって だいたいの予想はついていたのだけど・・・。 時代に取り残されために・・または時代に振り落とされないように・・ 生きていかなくてはいけないという苦悩が根底に常に流れていて なんだか胸が詰まる。 事前にレビューをあれこれ見てみたけど、 「リトル・ダンサー」のパクリとか「ウォーターボーイズ」「スウィングガール」と酷似とか 書いてあったけどさ~、私が思うにそれは違うね。 「リトル・・」は炭鉱の町というのが似ているけど、あれは主人公がその町を捨てて 名門バレエ学校に入学するという話だし、「ウォーター・・」「スウィング・・」は 部活だかサークルだかの話である。 全然登場人物たちの重みが違う。 まず東北にハワイという発想を誰がしたんだろうか・・。 映画ではそのあたりはすでに決まっているので出てこないんだけど、 会社に切り捨てられる人、ハワイアンセンターに残ることで生活していこうとする人 先祖代々炭鉱夫だったからという理由で先のことを考えようとはしない人。 会社側の人間だって仕方なく仲間を切り捨てていく悲哀がバッチリ伝わってくる。 でもね、その辺はサラリと描かれていてあまり重くなることはない。 どちらかというと行ったこともないハワイをここに作るんだと言われて スッタモンダする面白さが勝っている。 生活を抱えて毎日必死な大人たちと、新しい世界を切り開いていこうとする 田舎の少女たちの対立も、素っ頓狂なキャラの松雪がいることで 「あはは、こいつよりはマシ。」と思えるのである。 この松雪さんがすごい。とんだ暴れん坊である。 でも面白くて可愛い。そして美しい。 彼女が生徒の父親とケンカするために男湯に乱入した場面を観れただけでも かなりの儲けモンである。(笑) それからまったくノーチェックだった、主人公蒼井優の母親役の富士純子。 ヤクザの姐さんかとぼけたキャラかしか知らなかったが、 すごい。まさに「炭鉱のおっかぁ」である。 この方に泣かされるとは思ってもみなかった。不覚。 さて、最後はもちろんフラダンスを披露する。 これがもう・・すごいのすごくないのって・・。 こういう場合観ているほうも女優さんが踊っているのだと分かっているから 多少のご愛嬌はあって当たり前と思っているわけだけど・・・・ 蒼井優のダンスは見ごたえがある。 フラダンスはよく知らないけど、様になっていた。 観ていてドキドキするような感覚に陥った。 いや「南海キャンディーズ」のしずちゃんにもドキドキしている自分に驚いた。(笑) そして、映画を観て「フラダンスやってみたい~。」という方には こんな商品も出ております。 あなたもフラガール DVDで学ぶはじめてのフラレッスン 実用百科 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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