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カテゴリ:映画
なにかと話題になっている「マリー・アントワネット」を見てきた。

前半はちょっと切ないお話。
女の子なら誰でもウットリしちゃうようなお姫様物語なのに
繰り広げられるのは現代の私たちでも思わず同情しちゃうような宮廷生活。
どこぞの嫁姑戦争じゃないけど(姑はいないので)慣習や嫉妬、心無い噂話に泣かされる。
わが国のプリンセスも例外じゃないですね。うんうんとうなづきながら見ていた。

しかし話が進むにつれて
「でも・・あれ?ここらへんちゃんと説明しないと後につながらないんじゃないの?」なんて
ベルバラ世代の私としてはやっぱりちょっと不安になる。

後半は切なさも薄らいで母として女として充実していくマリーに安心しながらも
「やっぱりあのエピソードはナシなのね。」というところが多くなってきて・・・。

話には聞いていたけど「まさかここで??」という終わり方・・・。
よくある手法でエンドロールの後に肝心なことが出てくるんじゃ・・・なんて
思いつつ居座り続けたけど、やっぱりそのまま終わりましたです。(笑)



これから見る人もいると思うので詳しくは書かないけど、
ストーリーはベルバラ読んでる人なら特別新しい発見はナシ。
アントワネットは悪女ではなく、悲劇の王妃であるという解釈は
決して新しいものではないし。

けど、映像の美をとことん追求しているので、映画館で見る価値はあり。
なんだかホームビデオで撮ったような映像も混じったりするので、
「あぁ~、本当にこんな女の子だったんだろうな・・。」なんて思えるのだけど
男性の頭がみんなこれだからさぁ!!
感情移入するまでに至らず・・・。残念。



女帝マリア・テレジアが同盟の要としてフランスへ送りこんだ花嫁は、たった十四歳の少女だった。慣習とゴシップに満ちた宮殿で大勢の姻族と召使が見守るなか、少女は何を思い、どう振る舞ったか―その激動の生涯ゆえに数々の神話にいろどられ「悲劇の王妃」とも「浪費好きな快楽主義者」とも言われる王妃マリー・アントワネット。そのどちらでもない真実の姿をあたたかい眼差しでとらえ、一人の女性として描ききった伝記。
革命のいけにえとして民衆の憎悪を一身にうけるようになった王妃アントワネットは、断頭台へと続く運命をたどり始める。しかし、その残酷で長い道のりは、無力で幼い花嫁だった少女が、王妃として、妻として、母として成熟した人間となる旅路でもあったのだ―劇的な人生を送った一人の女性の真実の姿を、英国が誇る歴史作家フレイザーが膨大な資料から浮かび上がらせた、渾身のノンフィクション。豪華なカラー資料つき。










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Last updated  2007.02.12 23:57:50
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