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よくばりharuharu日記

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2006.11.26
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カテゴリ:気になるTV
かつての薬師丸ひろこさん主演の映画のイメージがあまりにも強烈すぎて、ドラマでのリメイクなんて、スタッフの方々、勇気あるなあ~~~と想っていたのですが、

なかなかよかったです。早めの最終回がきて、なんだかちょっぴりさびしいくらい。

内容もわかっているので、次にどういう展開になるのかはわかるけれど、どうやってつないでいくのかなという楽しみ方ができました。

薬師丸ファンだった夫は2回映画館に足を運んだ程なので、細かいところまでよく覚えていて、この台詞は同じだ!とか、映画だとこうだったんだと、映画との相違を解説してくれて、全体的に、映画に忠実なシーンがちりばめられていてなかなかだった♪

と満足のようです。

さすがに主題歌は薬師丸さんが絶対にいい!っていってましたけどね。

私達のたのしみがつたわっているようで、息子も、幼児ながら、1時間まるまるみているわけではないのですが、

「なんとかとなんとか」「セーラー服となんとか」「セーラー服と機関銃」とタイトルが発展していき、

ツタヤで薬師丸さんのDVDをみたときは、
リボンの色が違うことに気付いて私達が逆にびっくりでした。

長沢さんは赤いリボンだけど、薬師丸さんは青いリボンだったのですね。

さてさて、夫が、佐久間さん役は、渡瀬恒彦だからかっこよかったんだと放送開始当初言ってましたが、

私は堤真一さんのしぶさ、かっこよさにうまい表現がみつからなけれど、ノックアウトでした。

最近の堤さんほんとにいろいろな役柄を演じてそれぞれがうまくて、とても芸達者な方なんだなあとおもいましたし、ほんとに堤さんの佐久間さん、かっこよかったです!!

そして、映画でも話題になった、ラストの機関銃をぶっぱなすシーンですが、

「快感」はでませんでした。「無益な殺生はしない。ヘロインをつぶしにいく」といってのなぐりこみでしたので、

ヘロインと羽毛入りのクッションを撃って羽が舞い飛ぶシーンがよかったです。

長沢さんの放心したような目もよかったです!

夫が、「薬師丸ひろこみたいな顔だ!」といってました。

長沢さん、相当がんばったってことですね。本家に似てくるというのはそういうことですから。



「快感」もなかったけれど、最後に堅気に戻った佐久間さんが、チンピラ同士の喧嘩の仲裁にはいって、そのひとりに刺されて死亡してしまい、安置されている遺体に泉がキスして、「ファーストキスを○×才(忘れてしまいました)のおじんにあげてしまった」というシーン、結構印象にのこっていたのですが、ありませんでした。


時代もあるのだけれど、あえて印象的なシーンをなぞらないことで、原作や映画を大事にしつつも、その偉大さにおぶさるわけでもなく、ドラマなりの個性をだすというか、映画とは別のものを作ったんだなあと感じられて、なかなかよかったのではと私は想います。

最後の最後に、泉のまえに、亡くなったメンバーたちが勢ぞろいして、励ますシーン。ちょっと前の私だったら、フィクションだからな~なんて穿った見方していたかもしれませんが、

亡くなった、ご縁のある方々が、はげましてくれることって、目に見えなくても、感じることがあると想うので、実際そういうこともあるだろうなあと、かえってリアルに感じました。

金曜日の10時がちょっぴりさびしくなりそうです。





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Last updated  2006.11.26 08:44:56
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