よくばりharuharu日記

今の時期、ホームセンターなどにいくと、苗がたくさん売られていて、（北国なもので、ちょっとおそいかもしれませんが）毎年のようにパンジーやらビオラやらお約束で欲しくなって買ってしまいます。

が、時間もおまけに土も鉢底石もなくて、買って来た苗が植えられずに時間ばかりたってしまい、大分くたびれたものもでてきました。

でも一念発起して土類も買って来て、昨日まとめて植えました。

ガーデンングって、結婚当初はもう私の世界を大きく占めていたんです。

花が好きだった母の影響もありましたが、転勤族ゆえ、見知らぬ土地で、友達もいなければ、地理も不案内で、お花屋さんとお花だけが話し相手だったころでしたので、お花が大きな支えだったのです。


そんなことを植えているうちに思い出しました。

花は見返りをもとめず、悪意ももたず、ひたすら癒しや喜びを与えてくれるからこそ美しいと美輪さんがいわれていましたが、

ほんとに、その通りで、心細かった私も随分励まされました。植えた苗がうまく育ってきれいに花を咲かせると、まるでわが子の成長のような喜びを感じたものでした。

最初はうまくいかなくて何度か花屋さんに相談したけれど、それゆえ、うまく咲いてくれた時は本当にうれしかったのです。

今回も買って来てからくたびれてしまい、大丈夫かなあというような苗も、ガーデニングがお得意な御近所の方に、上がだめでも根っこが生きてたら大丈夫と聞いて、（ありがたいことにここでもアドバイス下さる方がいます＾＾）

今朝みてみたら、昨日とうってかわって、みずみずしさをとりもどした苗に元気をもらいました。

そして、友達がいなかったころ、昔をおもいだして、悩むだけの人間関係もあるだけましなんておもったこともあったなあ、なんてことも思い出し、（当時、買いはしませんでしたが、「失踪マニュアル」なんて本を古本屋さんでよみふけってたり、ひたすら真直ぐ歩き続けて、このまま消えちゃえばいいのに、なんておもったこともあり、結構、不安定だったとおもいます。）

いろいろあったごたごたさえもそれだけ深く関わりあえる人間関係があるからこそで、ありがたく思えるのでした。