|
カテゴリ:気になるTV
いつも番組改編時期になると二時間くらいで放送する「世にも奇妙な物語」ですが、中には恐い話もあってみなきゃよかった><なんて話しもあるものの、テレビ欄にみつけると、かならず録画して見ています。
今回は10/2に放送したものですが、 いつものように主人公が、しっぺ返しをくったり、恐怖におののきながらのラストというのはなくて、全体的に元気がでるような話しが多かったです。 中でも特に印象に残ったのは「48%の恋」 天使の研修生が、天使になるための最終試験を受ける。それは、なつみ(白石美帆さん)を運命で決められた男性と結び付けることだった。 この二人の相性は99%。住んでいる所も近く、会社も同じビルなのに、きっかけがなくて、しらないままだったところを、天使研修生が、レンタルビデオ屋で突然二人の間でビデオテープをおとしたり、さまざまなハプニングをおこして、二人の間を急速に近付ける。 でもなつみには秘かに気になる相手がいた。 それは幼馴染みのカメラマンアシスタントで、一緒に仕事することもあるけれど、とにかくドジで、仕事ができて順調に出世街道を歩んでいる様子の運命の男とはまるで正反対だった。 なつみは憎まれ口をたたきつつも、鈍くて女心を理解しない幼馴染みにいらいらしていた。 が、エリート男性とのおつきあいは順調にすすみ、ついにプロポーズ! やった!!とよろこぶ天使研修生。 でも手放しで喜べないなつみに天使研修生は疑問をもつ。 エリート男性と結婚すれば99%幸せになれる。でも幼馴染みの男性とは48%の相性しかない。 テストに受かる為にも、なんとかなつみが幼馴染みへの接近を阻止するが、 結婚の報告を兼ねたエリート男性の両親との食事会の途中で、仕事の電話が入る。 ようやく表紙の写真をまかされた幼馴染みくんだったが、またしてもドジをふんで、カメラバッグをとられたということでフィルムごとなくしてしまったので、予定だったものとさしかえるという報告だったが、 なつみは、いてもたってもいられなくなり、エリート男性にはあやまって、その場を去り、懸命にカメラバッグを探した末になんとみつけて、幼馴染みくんの家に届ける。 幸せになれるとわかっている相手をほうり出してまで、幼馴染みくんのさがしものにつきあった自分を なにやってるんだろう、私ってばかだよね。と言いながらも満足気のなつみ。 そして「神様ありがとう」という。 その様子をみて、天使研修生はなつみが幼馴染みくんにむけて送った 「どうしても話したいことがあるのであってほしい」というメールをとめていたものを幼馴染みくんに送り、 なつみと再会させる。あいかわらず憎まれ口をたたくなつみだが、しあわせそうな様子に、 天使研修生も、「おれってなにやってんだろう」といいながら満足そう。 何年か後に、街角で会社の宣伝で風船をくばる、いまとなってはにんげんになってしまった元天使研修生。 天使の最終テストに受からなければ、にんげんからやり直しといわれていたとおり、にんげんにもどっていた。 そして、おさななじみくんと愛するわが子をつれたなつみのしあわせそうな夫婦がとおる。 という話しでしたが、 やっぱり性別や生まれた国など自分できめられない宿命とは別に、運命は自分できりひらくものなんだなあというメッセージを感じました。 どんなに天使がしあわせにさせようと画策しても、文句無しの好条件のそろった相手で、きっと結婚したらしあわせになれそうとおもう相手でも、やっぱり条件は多少わるくても自分との距離が近い相手、気になる相手に惹かれてしまう自分の気持にしたがってしまう、結局こたえは自分の中にあったりするんですよね。 案外別の天使研修生が、こちらの幼馴染みくんにふりむかせようと画策してたりして。 でもきっと導いたのは本人の内なる声なのでしょう。 とくにけんかもせず、占いをやってみるとどんな占でも相性ばっちりだったりして、穏やかな相性の夫婦もいるでしょうけれど、 けんかがたえなかったり、占いなどしても相性最悪とでても、波乱万丈ながらも、なかよく続いている夫婦もいます。 そんな夫婦をみると、運命や相性をこえる情熱と根性と愛情があったんだなあとも想ってしまいます。 はたからみているだけでは、当人どうしにしかわからないこともたくさんあるでしょう。 いままでみてきた「世にも奇妙な物語」の数々の物語の中で一番印象に残りました^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[気になるTV] カテゴリの最新記事
|