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カテゴリ:今日のできごと
まあ、ばかだねえ、というのが第一印象で、日記に書く程でもないかなあともおもったのですが、なんだか二次災害の方がちょっと気になったので書いておこうとおもいました。最初はまた浮き世離れした無神経な政治家の発言かとおもったのですが、女性の倖田さんときいてびっくり^^;
まあ、確かに妊娠出産子育ては体力がある若いうちの方が楽だし、リスクもすくないというのがあるけれど、(とはいえ、14才の母みたいに、あまり若すぎても、体が未熟でまたリスクが伴うそうですが) そういうことを言おうとしたんだろうなあとおもったら、案の定、マネージャーが結婚するということで若いうちに産んだ方が楽だというような話をしていたということらしいですが、マネージャーも一緒に話していて、へんだなあっておもわなかったのも不思議ですね^^; まず、ほとんどの経産婦さんは御存知なこととはおもいますけれど、35以上で羊水が腐るという発言に関して訂正させていただくと、 確かに30だったか、35をすぎると、卵子が老化しはじめるので、35以上になると妊娠する確率が落ちてくるというくらいのことはアンアンのような雑誌にも載っているので、そのへんを勘違いされたのでしょうね。 また羊水って妊娠してから子宮内にたまってくるもので、常時あるものじゃないとおもうんですよね。確かに36、7~41、2週の正規産の時期をすぎてくると羊水も古くなってくるのである意味腐ってくるからあまり遅くなったら、なんとしても出さないといけなくなるというのもありますが、年齢ではなくあくまでも妊娠週数ですからね。 それにしても~以上になると羊水が「腐る」って発言はちょっと嫌な感じを与えますよね。 関心がない人には大袈裟にさわぎたててっておもうようですけど、たとえば、~才以上の母乳は腐ってるとか、もっとわかりやすく言えば、~才以上の女性は女の魅力はないって言われたとおもえば、~才以上の女性としてはあまりよい気はしないとおもいます。 実際は若さだけのフレッシュさと勢いだけの状態よりも年月を重ねて出た余裕や魅力があったりするのに。 まあよく知らないひとには勝手にいわせとけってもおもいますけれど、 でもでも、お産ってやっぱりいまでも命がけなんですよ。 いくら医療が発達した現代でも、お産で亡くなる確率はゼロにはなってないのです。(日本でですよ) 産後の肥立ちがわるくて、お産後数週間でお亡くなりになったという方も身近におられます。 まして30代後半を超えますと、同じ人でも30位まではなんともなかったのに、途中で入院しなければいけないというケースも増えて来ますし、妊娠中毒症やら合併症やらの危険もでてくるからこそ、高齢出産として、若い出産よりも注意が必要となってくるのは事実です。 幸い私はおかげさまで身軽な妊婦だねといわれるほど、いつもよりは気をつけているものの、わりと普通にうごけてますけれど、それでも、無事に生まれてくるまでは、不安もあり、ある種の覚悟もしていたりします。 まして息子がエネルギーもてあまして毎日のようにハラハラしているので、 兄弟そろって対面できるのだろうかという不安もあったりします^^; やっぱり個人差があって、比較的高齢でも私のように丈夫でなんともないひともいれば、若くても体力がなかったり、体質上、トラブルをたくさん抱えたひともいて、一概に年齢で判断もできませんが、同じ条件であれば、やはり若い方がリスクは少ないのは事実です。 それでなくても不安の多い初産の場合、なにごともはじめてで、親ばかという特殊な感情ゆえに子育てがのりきれるということもあり、特別感情的になるのも仕方がないとおもうのです。 なにかあったときによってたかって叩くのはどうかとおもいますけれど、高齢出産の初産婦さんや御家族の場合、不安になったり感情的になるコメントをだすのは、ある程度しかたないことで、 それをヒマだとか、高齢出産が美化されているなんていうコメントする人もいて、不安とコメントしたひとたちがさらに傷つくということになり、そうなると、そういう原因をつくった倖田さんの無責任さをとても残念に想います。 そういう人たちもただ単に妊娠やら子育てに関心や縁がなくて、知らないというだけなのでしょうけれど。 でもジャガー横田さんの45才初出産がどれだけ勇気を与えたかは、はかりしれません。私もそのひとりです。やはりリスクが高く、美化するということではなくて本当に快挙であるとおもうのです。 一つの命が生まれる、人がひとり誕生するということ自体(動物でも)、いくら医療が発達しても、まさに神のみぞ知る、とても神秘的でものすごい確率にあたる奇跡ということは、つい忘れがちですけれど、大袈裟でなくまぎれもない事実なんですけどね。 倖田さんもお若いから、知識がなくてしかたないことだったかもしれないですけれど、やっぱり「腐る」っていうのはよくないですね。若くても芸能人で、何気ないひとことでも想った以上に影響があるということはやっぱり自覚しないといけません。 実は私も、私塾とはいえ先生という立場で、影響が大きいからあまり軽はずみなことは言うべきじゃないよと指摘をうけたことがあるものですから^^; 倖田さんとはまた意味や状況がちがいますけどね^^; でも不適正なとか、不快感をあたえてというコメントだと、なんだか、事実かどうかはさておき、嫌な思いをさせたことだけを謝罪するという印象です。間違った内容と言う自覚があるのかなあとまた疑問におもってしまいました。 いずれにせよ、アルバムのキャンペ-ン等を自粛するということで、本人もこのできごとを簡単には忘れないでしょう。10年くらいして御自分が妊娠されることがあったら、きっと恥ずかしくおもい、また後悔することでしょう。それが一番の罰になるような気がします。 口は災いの元、覆水盆に返らずですね。 ですが、きちんと御自分の発言と事実との違いを理解して、そのことや今回の発言がどう影響を与えるか、ということをしっかりうけとめた上で、謝罪するなり、御自分を磨くきっかけにしてほしいですね。 それはマネージャーやラジオ局なども同じだとおもいます。 それがなければ早くても今月一杯自粛したところで無意味だとおもいます。 なにかあれば一斉に叩くのもどうかとおもいますが、これを単にいじめと、かたずけて、謝ればいいというコメントもでてきて、頭がよくても無神経なひともいるんだなと悲しくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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