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テーマ:TVマイブーム(649)
カテゴリ:気になるTV
先週で、人情味あふれ、揺るぎない大人の魅力たっぷりだった渡瀬恒彦さん演じる草若師匠が亡くなり、さびしく想っていたら、また今週からは新たなトラブルメーカーの登場で大変そうですね^^;
まずひとりはずっと弟子入り希望を断られつづけた勇助。 まだ弟子をとる器ではないと拒んでいた草々に、小草若がおやじの落語を伝える為にも弟子をとってほしいといい、 その勇助、なにやら、落研出身ということで落語に詳しく、徒然亭一門のそれぞれの絶賛所をおさえ、落語への愛にすっかり草原はじめ弟子達一同は感心し、さらに両親も亡くしていると聞いて同じ境遇の草々は弟子入りを認める。素直なのはいいけれど、気がききすぎて、出来過ぎて、ちょっとウラが有りそうな様子。 私は、テレビガイドであらかじめ1週間分のあらすじをまえもって読んでいるので、もちろんわかるのはあたりまえとはいえ、読んでなくても、ちょっとできすぎてあやしい。 それはなつこさんも感じていた^^;なつこさんは家事ができないのがコンプレックスで、できる女の子を作戦をたてていると実情以上に嫌悪するが、その信用出来ないと言う勘は今回はあたってましたね。 そして今週のテーマとなる落語は「てっぽうゆうすけ」ほらふきのゆうすけの話だそうで、同じ名前だから好きなのだという勇助だったけれど、うそつきということも共通点だったんですね^^; 結局両親が亡くなったというのは嘘で、亡くなったはずの母親から電話がかかってきてばれてしまう。 親を説得するのが弟子入りの条件であるけれど、親は大反対、となれば亡くなったことにするのが手っ取り早いという勇助に、 てっぽうゆうすけのほらは許せるけれど、(草若師匠を亡くした直後ということもあり)こういう嘘は許せないと草々はいう。 ここで鋭い四草の出番である。 5人の弟子達一同をそれぞれほめちぎったときに、まさか、冷静で疑り深い四草もころっとだまされた?とおもいきや、自分と似たところをしっかりみての洞察力はお見事でした☆ まず弟子をとるということ自体、四草いわく、「恐竜頭の草々にいさんにつとまりますかね。」という指摘は鋭かったですね。でかくて強いけど単純でもろい、本人が大好きだといったまさに恐竜のようだと草若師匠が表現していたように、四草も分析していたのがまたおもしろいですね。 そして、見習い期間である内弟子修行中は酒煙草禁止のはずなのに、台所にかくしていた。以前ごそごそしていたところを小草若と四草にみられたときは、ねずみがいたとうそをついたのだった。 本当に隠したいなら、いつでもみつかりそうな所でない場所にかくすはずなのに、ぎりぎりのところでみつかるかどうかのスリルを味わう、うそをついてたのしむ筋金入りのうそつきだと、四草が分析する。 今迄もなんだかんだと言っていなくなっていたのは、修行をさぼるために嘘をついたとおもいきや、反対で、嘘をつく為に修行をさぼっていたということで、普通は手段であるはずにしかたなくつく嘘が、目的になっているところがすごいところですね^^; かつて冷酷な男が主人公の「算段のへいべえ」に憧れて弟子入り志願した四草だったが、たしかにへいべえのように知的だけど冷たいとおもったら、そこそこでみせる師匠や弟子達への想いなど情の温かいところもある四草であり、いままで得ることのなかった家族愛を徒然亭一門に感じているのかなあと秘かに想う私です^^ 結局「信用出来ない弟子は破門だ」という草々に、草若師匠だったら「おもしろい」と、いって修行をつづけさせるだろうし、自分達も師匠やおかみ修行だという若狭のことばに、草々も、勇助が両親を説得してくるという条件で破門はとりけす。 四草もそうだったけれど、勇助もうそつきな部分もありつつも結局は落語が好きで成長していくのかなあとちょっとたのしみです。 そしてつづくトラブルメーカーになりそうなA子。 かつては学年1の人気者、どこにいってももててちやほやされて…、そんな彼女と同性同名だったことで、A子にたいしてB子というあだ名がつき、もともとの性格もあっただろうけれど、コンプレックスのかたまりでいじけた性格に成長した若狭。 みつけた恐竜の化石はA子と交換するやいなや、脚光をあび、想いをよせていた草々はA子にとられ…。 じゅんこちゃんいわく、まさにA子は若狭にとって天からふってきた災い、天災だった。 でもいまさらでてきて、若狭に「うそつき」「あなたのせいで私の人生めちゃめちゃだ」という。 それはこっちのセリフだ!とおもわずいってしまう私でした^^; 自分はかつてのトレンディドラマ東京ラブストーリーの有森也美みたいに(^^;)何も知らない顔して若狭を傷つけていくお嬢様だったし、 草々のそばで支える立場にいたはずだというのも、自分で決断して東京にいったはず!というところもあるし、若狭だって最初から草々と夫婦円満だったわけではなく、落語家としての成功も、いろいろ乗り越えて来た結果なのに、(それにしても、草々と若狭はいまだに「夫婦」というより「兄妹弟子」の雰囲気ですね^^;) 夢が叶ったかにみえたキャスターの番組も半年でなくなり、かつて隆盛を究めた父の会社も傾きかけ、見合いをして会社をつがなければいけない、とそれはたいへんな境遇だけど、 なにぶんおそい挫折はここまでゆがめてしまうのかなとおもいました。 私個人的には、何も知らないで人を傷つけていたA子時代よりは、人生の辛酸もなめてちょっとすれた感じのいまの清海の方がちょっと魅力的でもあるのですが^^; こんなとき草若師匠だったらなんていうんでしょうね。 草若師匠がいない今、5人の弟子たちがそれぞれ成長すべくのりこえていくんだろうなとそれもまたたのしみでもあります。 ♪そして明日24日は午後2時半から3時迄ちりとてちんファン感謝祭の模様を放送予定なので、今から予約録画しています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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