村田修一、引退決断
男、村田の引き際…栃木ゴールデンブレーブスからNPB復帰を目指した村田修一が今季限りでの現役引退を決断した移籍期限となる,昨日までにオファーは届かなかった。村田は自身を獲得してくれた恩義から今季いっぱいはBC栃木でプレーする意向レギュラーシーズン最終戦は9月9日のBC群馬戦(小山)の予定。今日,栃木県内で会見を行い、自身の言葉でファンへの感謝を述べる昨年,戦力外通告を受けて、自由契約。実績は申し分なく、貴重な右の長距離砲だけに早々に新天地が決まるとみられていたが…他球団は全て若手を育成する方針を貫くなどタイミングが悪すぎた。メジャー球団からの接触もあったが3月上旬に絵美夫人の故郷を本拠とするBC栃木でのプレーを決断。自身の去就を決めるリミットをプロ野球の移籍期限となる7月31日に設定してきた。打高投低のBCリーグで,42試合に出場し打率3割5分2厘,9本塁打,44打点と結果を残した5月12日の巨人3軍との交流戦では右太もも痛でベンチスタートとなったが決勝の代打逆転2ランを放つなど力の衰えは感じさせなかったが…NPB球団から声はかからなかった。将来のNPBを目指す若手も積極的に指導。観客動員も増え,栃木のファンからの人気も絶大。9月9日がシーズン最終戦となっているが引退セレモニーが用意される可能性もありそうだもう一度NPBでの思いはかなわなかったがファンを魅了した男の輝きは,鮮烈に残っている