ユーモアミステリー大好き♪ (2)
昨日は雨で寒い一日でしたが それでも東京の桜の花は少しずつ開いてますね 今日は暖かくなりそうだから、一気につぼみが開いていくかな 週間天気予報によると、週末はお花見日和になりそう 楽しみ~ 今日は最近読み終わった本の紹介です どちらも女性が主人公のユーモアミステリーです。 感想は独断と偏見(?)に満ちているかもしれませんが、、、 最近読んだミステリー 死体にもカバーを 「死ぬまでお買物」に続くシリーズ第2弾です。 主人公のヘレンは今度は高級ブティックから書店の店員に転職。 そこでも殺人事件が起こり、またまたいつもの友人たちと 解決めざして奮闘します。 シリーズ第1作、2作と読んで思いましたが、このシリーズの 犯罪に関わる人々って、とっても下世話。 テレビの2時間ドラマを見ているような感じです。 今回も書店が舞台なので、落ち着いた上品な雰囲気と思いきや とんでもない! 「アメリカの本屋ってこうなの~?」って びっくりです。 正義感あふれるパワフルな主人公(わけありですが)と その友人がまとも(?)なので下品になりきらず、 読んでいて明るい元気な気持ちになれるのが魅力ですね。 あいかわらず出てくる男たちが最低最悪なのも、 主人公にとっては可愛そうですが、笑えます。 老人たちの生活と推理 題名を読んでもどんな内容かさっぱりわかない本ですが、 私は、かなり気に入りました。 登場人物はほとんどが老人、舞台はほぼ老人ホームの 中だけって書くと「どこが面白いの?」って感じですが、 主人公のおばあちゃんたちがとっても魅力的。( おばあちゃんなんて言ったら本人たちは大憤慨でしょうが) 耳が遠かったり、足が弱ってたりはするけれど、 とっても好奇心旺盛でこちらもパワフルで可愛らしいのです。 舞台の「老人ホーム」もただの老人ホームではありません。 お金持ちの集まる高級ホームで、至れり尽くせりのリッチな雰囲気は 「私も歳を取ったら入りたい」と思っちゃいます。 でも、なんと言ってもよかったのが、ミステリーとしての 面白さ。どんでん返しもありの本格派で「やるじゃない。」 って感じです。 ユーモアミステリー、コージー物好きの私にとっては、 かなりの掘り出し物でした。うれしいことにシリーズで かなり翻訳されているようなので、しばらく楽しめそうです♪