放射性物質解毒に有効な食べ物＆サプリメント

2011.06.29

テーマ：健康管理・増進、病気予防、抗加齢（若返り）、長寿、豊かさ探求(8987)

ちょっと心配になっています。
【放射性物質解毒に有効な食べ物＆サプリメント】

こんな言葉があらゆるサイトに溢れ出しています。

専門家でもない私がこんなことをいうのはどうだろう、と
今まで遠慮していたんですが。

情報をシェアすることはとても大切なことですが、
受け手側の

「過信」「盲信」は危険だと思います。

お互い気をつけたいところですね。
というより、むしろ自戒の意味の方が強いかもしれません。

どんなに体に良いと言われる食べ物でも　過剰摂取をすると「毒」になります。
例えば、同じ食べ物だけを食べ続けた場合、食べ過ぎた場合　遅発性と言って
すぐにはあらわれないけれど　アレルギー症状が出ることがあります。

アレルギーと言っても湿疹が出たり、というわかりやすいものではなく、
なんとなくダルイ、頭がぼォッとする、など
かなり漠然とした症状の場合のものが多く、

これをフードアレルギーと言います。

今、若い女性の間でとても流行っている病気です。
ほとんどの方は気づいていらっしゃらないようです。

生物の身体は毎日変わっています。
毎日、必要とする栄養素、物質が同じではないんですね。

それと同じように、毎日身体が必要とするサプリメントも
変わってきます。

ただ、毎日それを調整するのはむずかしいから
例えば一週間スパンで身体を調整しましょうとか、
一ヶ月単位、三ヶ月単位で調整しましょう、という考え方をします。

ですので、この食品のこの栄養素は毎日日に三回○○だけ摂らなければいけないとか、
このサプリメントは　毎日同量摂らなければいけない
という考え方は　本来　あまりないお話です。

あくまでも「目安」です。

そして、個人個人が自分の身体と対話しながら
毎日微調整をくり返し、
適量を探していきます。

適量とは　調和、バランスの取れる量のことです。

例えば、バナナ。
酵素とカリウムが豊富なので、放射性物質予防として上手に活用しましょう。

これはもちろんよくわかります。
しかし、バナナをたくさん食べましょう、というのはちょっと不安です。

バナナというのは、本来　南方系の食べ物。
身体を冷やす、という性質をもっています。

アレルギーなど　低体温が原因でなっている皮膚病の方などが
バナナを食べ過ぎると
体温が下がって　よけいアレルギーがひどくなってしまいます。

花粉症などでも同じです。

体温の低下は解毒・排泄力をさげ、免疫力をも下げてしまうのです。

放射性物質に負けない身体をつくるポイントは

◎まず　免疫力
そして
◎体外への排泄力

これを上げること。

基本中の基本です。
犬猫ちゃんや私たちが健康でいるためには

◎免疫力
と
◎解毒力、排泄力

が高い、ということがポイントになったりします。

それは「調和」によってもたらされます。
バランスの取れた状態。

上記能力が低いと血液がドロドロになり、
有害物質が体内に蓄積しやすくなり、
細胞の変性などを生みやすくなり、
より、病気になりやすくなってしまいます。

つまり「アンバランス」な状態です。

放射性物質も発ガン性の高い有害物質のひとつと考えれば、
バランスをとって、調和させ、

◎免疫力、解毒力、排泄力

を高めることが大切なのだと思います。

そして上の三つの力を上げるためには
身体を温める、ということも重要です。

くりかえしになりますが
体温が低ければ、解毒力も　免疫力も下がってしまいます。

それとちょっと余談ですがバナナ。
ほとんどの輸入品は　農薬たっぷり。

もちろん食べてはいけないのではなく、
バナナは　ほどほどの活用にして、
体力の落ちている時などは　やめた方がいい食べものだったりします。

普段からミネラルたっぷりのきちんとした陽性食を食べていればいいのですが、
いつも洋食やファーストフード、
乳製品たっぷりとって、
生活も不規則で。

そんな方が放射性物質汚染予防法としてバナナをたくさん食べた場合、
身体がどんどん冷えて、かえって体調を崩してしまう原因にもなりかねません。

私たちの体は食べたものでできています。
体質には個体差がもあります。

食べるもの、食べる時間、食べる頻度、食習慣、
そして生まれつきの体質もそれぞれ異なるオンリーワンの命ですから、

右へならえ、的ケアでは、「調和」にはいたらないのではないでしょうか。

カリウムは、セシウムを体内にとりいれないために　有効な栄養素。
だから、バナナをたくさん食べましょう、ではないということですね。
バナナといえども果糖が含まれています。

果糖もたくさん摂れば　身体を冷やします。

すベて「ほどほど」「良い塩梅」がポイントになると思います。

個人的には、
いろいろな食べ物をまんべんなく食べて
さまざまな栄養素・物質で　身体の周りに栄養のバリアをつくりましょう、
的考え方をしています。

その中に「氣愛」も入ったりして……。

バナナは時々いただきましょう、という感じ。
だっておいしいですものね。
そして、さらに言うのなら　夜バナナもできれば控えて。

バナナを食べるのなら、運動前に。

という感じでしょうか。

サプリメントについては、
医療関係の方や　ショップさんが

「これはチェルノブイリでも使われた」というフレーズを使ったりしていますが、
　そのサプリメント自体がチェルノブイリで使われたものではない場合もあります、
　同じような成分、性質のものが使われた、ということが多いもの。

解毒に効果的では、とされるスピルリナも
現在、製品化されているものは　ピンキリ、です。

（もちろんスピルリナそのものを否定しているわけではありません）

それが本当に、あなたの身体に合うものかどうかわかりません。

残念ながら「これさえ飲めば絶対大丈夫」は
放射性物質汚染予防に限らず
この世には存在しないのではないでしょうか。

実は、私、放射性物質解毒サプリ、
かなり試したんです。

おっ、これは　！　と思うものもあれば、
かえって　体調が悪くなってしまったものもあります。

もちろん、良質と思えるものばかりを選びましたし、
メーカーさんも信頼できるところを選びました。

でも、やっぱり個体差はあるんですね。

さらに、食べ物も和食にかえ、
完璧ではないまでも身体を冷やさない工夫をしています。

放射能漏れが始まって三ヶ月あまりですから、
そろそろ、ある程度の効果があらわれてもいいはずでは、と期待しています。

ただ、本当に効果が実証されるのはまだまだ先。

三年後から、十年後でしょうか、

やっと「あぁ、あの時の食べ物やサプリメントが私の味方をしてくれたのね」

と言えるわけで、

「これを飲んだから、これを食べたから　もう安心」

ということはないのではないかと。

長期戦です、放射性物質との闘い、あえて言うなら「共存」は。

誰だって、放射性物質にやられたくはありません。
だから情報収集も必死。
製品開発者は、「これは一番良い」と思っていらっしゃるので
情報をどんどん発信してくれます。

けれど、答えはひとつ、ではありません。

答えを導いてくれるのは　私たち自身の身体だけ。

身体との対話を大切にして、
情報は上手に活用しましょう。

外からの情報は絶対神ではありません。

もっと心の真ん中、身体の真ん中の声に耳を傾けて。

身体の数だけ、
命の数だけ　答えはあるのではないでしょうか。

きょうは力が入ってしまいました。
命にかかわることですものね。

信じるのは人の声ではなく、
自分の身体の声……、なのでは、と思います。

答えを導いてくれるのは自分自身。

もちろん、
こんな私の考え方もひとつの考え方としてご参考にしていただければ、
という感じなんですけど。

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Last updated 2011.06.29 20:29:28

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