この時季の犬猫ちゃんの体調不良、「予防＆対処法」とは　?

2014.06.26

こんにちは　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

きのうはビックリするほどお天気がコロコロと変わりました。
きょうはまだ良いお天気なのですが
夕方どうなんでしょう、

この時季はワンチャンのお散歩のタイミングもちょっとむずしかいですね。

実はこういう風にお天気がコロコロと変わる時は
犬猫ちゃんの体はかなりストレスを感じています。

気温や湿度に合わせながらの体温調整。
この体温調整を上手にしてくれているのが「肝臓」です。

肝臓は24時間フル稼働の臓器なんですが
こうやって気象が変わるということは
肝臓がさらにさらに一生懸命働いているということです。

こういう時には、重篤な病気の犬猫ちゃんの症状が
急に悪化したりします。

シニアちゃんだったり、元々免疫系の弱いコなどは
ちょっとしたストレスにも体が反応しやすくなります。

肝臓にかかる負担を減らすために

少しお肉の量を減らしたり、
ごはんそのものの量を減らしたり、

また肝臓を応援してくれる食材などを意識的に活用するようにしてくださいね。

肝臓と腎臓はかなり深い関わりをもって働いていますので
同時に腎臓を応援するような食材を活用してみましょう。

必要であればデトックス応援などしてくれるような
良質なサプリメントの活用も検討してみると良いかもしれません。

さて、肝臓と腎臓は共に精神的ストレスの影響を受けやすい臓器です。

特に怒りや不安、恐れ。

そのような感情は肝臓・腎臓にダメージを与えてしまいます。

犬猫ちゃんの場合、ご家族や飼い主さんの心の影響を
かなりダイレクトに感じ取ってしまいますので

特にこの時季、体の構造上イライラ、鬱々としてしまいがちな女性の飼い主さんは

ご自身のこころのケア、ヒーリングなど意識的に行いましょう。

ここ何年か、私の著書の読者さまのお話をうかがってきましたが

例えば

〇夫婦げんか

〇兄弟げんか

〇親子げんか

などは人間さんが思っている以上にその場に強いエネルギーを残してしまうようです。

それらのエネルギーをスポンジのように吸収しやすいのが犬猫ちゃんたちです。

犬猫ちゃんと暮らしている方はご自分の

〇リフレッシュ

〇リラックス

〇リセット

いろいろと工夫しながら実践してみてくださいね。

もし犬猫ちゃんの体調が悪化した場合
決してご自分を責めないようにしましょう。

「私がいけないんだ」
「私のせいでこのコの具合が悪くなったんだ」

一見体調が悪化しているように見えても
犬猫ちゃんの心はとてもハートフルで

決して飼い主さんのことを責めたりはしないんです。

むしろ、ご自分を責めている飼い主さんを癒そうと
ますます小さな体で張り切ってしまうようになることも。

体調悪化は残念なことですが
そのこと自体に意味を持たせず

ただ犬猫ちゃんの苦痛を取り除くそのことだけに専念して
ケアをしてあげましょう。

私たちが子供の頃、具合が悪くなった時
おかあさんはどのようにケアをしてくれましたか。

ニコニコしながら

「大丈夫よ」

とお腹をさすってくれたり、
リンゴのすりおろしを作って食べさせてくれたり。

「そっか、大丈夫なんだ」

とおかあさんの顔を見るだけで安心できたりしなかったでしょうか。

犬猫ちゃんも同じなんですよ。

特に犬猫ちゃんは人間よりさらに相手の感情を感じ取る能力が高いんです。

ですからママさんがつらそうに自分を責めながらケアをしているのは
犬猫ちゃんにとっては「嬉しいこと」ではなくなってしまう場合も出てきます。

「大丈夫。すぐよくなるから。
　ママはあなたのこと信頼しているの」

という気持ちでケアをしてあげてください。

そのためには
一にも二にも三にも「深呼吸」が効果的です。

ゆっくりと息を吐いて、ゆっくりと息を吸う。

それを何回か繰り返すだけで気持ちはかなり落ち着きます。

それとここだけの話。

犬猫ちゃんって症状が悪化しているように見えても
人間さんほど

「苦しい」とか「不安」だとか「恐怖」を感じていないらしいんですよ。

そんな犬猫ちゃんのおっきな愛に甘えて
ご自分を追い込みすぎない方法でケアをしてあげましょう。

大丈夫。
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