Ｈａｐｐｙ　Ｓｔｒｅａｍ★しあわせな流れに乗っていこう

「ママは、男の子二人産んだけど、もうひとり女の子を産んでくれませんか？」

夕べ突然シュンが言い出した。

「え、どうして？」

「そしたら、その子が大きくなったら結婚したいんだけど･･･」

なんて答えようかな～と思ってたら、話が飛んだ。

「ママ、まだ赤ちゃん産める・・・？」

「産めるよ～。でも、ママ一人では赤ちゃんできないから、パパが帰ってきたら相談しようね。」

「なんで一人では赤ちゃんできないの？」


チャンス到来？である。
いつか、きちんと性について教えようと思っていたから、
よし、今日はとことん付き合おう。

「だって、ママの中には赤ちゃんの卵があるけど、パパも赤ちゃんの素を持っていて、一緒にくっついて初めて赤ちゃんになるんだよ。」

「そう? ・・ママのどこに赤ちゃんの卵はあるの？」

「こっちとこっちに一つずつ、卵がいっぱいしまってある部屋があるのよ。で、細い管が、子宮って言う赤ちゃんが育つ部屋までつながっていて、1ヶ月に1個、部屋におりてくるわけ。その時、赤ちゃんの素が来て、一緒になったら赤ちゃんになるわけ。」

「赤ちゃんの素が来なかったら？」

「その時は、卵は死んで、体の外に出るんだよ。」

「･･･じゃ、ママ、今まで赤ちゃんになった卵は二つだけじゃん・・・。
あとは全部死んじゃったの？･･･なんだかかわいそうだねえ･･･。それにもったいないねえ･･･。
で、死んじゃった卵はどこから出るの？」

「赤ちゃんが出るところとおんなじだよ。」

「あ、わかった、おしっことウン○の間に出口があるんだよね。･･･ちょっと、ママ、見せてよ。」

（教育的見地から、ちゃんと見せる親もいるのかな？私はいやだな･･と思って）
「残念だけど、大事なところだから、人には見せられないんだよ。」

「え～･･･（ご不満そう）」

「だって、シュンだって、もし女の子がチ○チ○見せて、って言ったらどうよ。」

「･･･いやだよ～。」

「そうでしょう、大事なところだから、人間はみんなそう感じるんだよ。だから、シュンも大切にして、むやみに人に見せちゃダメなんだよ。」


「わかったよ。・・・
　・・・じゃ、パパはどこに赤ちゃんの素があるの？やっぱりこの辺？」

「ううん、ママのはこっちとこっちに二つあったでしょ。
　男の人のは、体の中じゃなくて外に出てるな、やっぱり二つあるな。」

「え～～、どこにあるのかな？？？・・・わかんない～。」

「教えてあげよっか、・・タ○タ○だよ。」

「ギャハハ～～（≧▽≦）そっか～～！！！
　（しばらく受けまくる）・・・じゃ、どこから出てくるの？」

「考えてみなよ、シュンの体の中のものが出て来るところってどこよ。」

「げろは口から。鼻水は鼻から。涙は目から。あと、おしっこはチ○チ○から。ウン○とおならはお尻から。」

「その中の一つです～！」

「･･･わかんないな～教えてよ～。」

「ヒント、ちゃんとママの体に入れるために、出っ張ってないといけません～。」

「え！！もしかして、チ○チ○？」

「あたり～！」

「ギャハハ～～（≧▽≦）（しばらく受けまくる）
　じゃあ、チ○チ○チュッチュ！ってわけ～！！」

「そうよ。・・・でもね、チ○チ○チュッチュは、誰とでもしちゃいけないんだよ。」

「･･･わかってる。結婚しないとね。ちゃんと赤ちゃん育てられないとね。」

「そうよ。赤ちゃんってひとりの人間だよ。人間が産まれて来るってすごいことなんだよ。だから、ちゃんと育てられるようになって、パパとママになるって決めて、それからくっついてチュッチュするんだよ。」

「わかってるよ。シュンはまだまだだね、30歳くらいかなあ・・。
　・・・パパとママは、お風呂場かベッドでするのかな。
　シュン、見てみたいな～。」

「（^◇^;)（ギョ･･な･･なんて言おうかな･･）」

「ねえ、やっぱり、もうひとり、赤ちゃん産んでくれませんか？パパが帰ってきたら、相談してください～。」

「わかりました。相談します。」


･･･一応、話は終わった･･･。


でも、ちょっと詳しすぎたかな、もっとさらっとやった方が良かったような気もするけど、ま、いいか･･。

こういう時、日本でなら図書館か書店でか、性教育関係の本を手に入れるんだけど、あいにく家には無いなあ～・・。

もうちょっと親が勉強しないとな・・。


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（読み聞かせ）
・curious George gets a medal.
・こまったさんのハンバーグ（相変わらずノンタはまってる）