|
カテゴリ:日々の生活の中で考えたこと(子供編)
今日は、シュンの、3週間にわたる日本の公立小学校体験入学 最後の日。
「ただいま~。」と帰ってきたシュンの両目は真っ赤で、涙があふれそうだった。 いや、怪訝な表情の私を見るなり、みるみる溢れた。 「どうしたの!?」と聞くと、 「・・・みんながやさしいから。 こっちの小学校に入ってから、ず~~っとみんなが、いつもやさしくしてくれた。 それがうれしくて泣いてるの・・・。」 ああ、そうなんだ・・・。 体験入学を思いついた日から、 「日本(<日本語)の学校は初めてだから、いい経験になるだろう。」 とは思っても、お友達との間に生まれるであろう感情のことはそれほど考えてなかった。 幼稚園卒園のときも、先生やお友達との別れが辛い・・といって泣いてた子だもの、 こんな気持ちになるかもしれないと、なんで思いつかなかったんだろう、わたし・・。 でも、うれしかった、この子のこういう感受性が・・。 学校では、田舎で転入生自体が珍しいからか、 上級生までが覗きに来ては、「英語しゃべってみて。」「中国語しゃべってみて。」と だいぶ有名人になっていたらしい・・・。 私がこちらに着いた翌日、学校に挨拶に行くと、 事務の方や他のクラスの先生方までもが、 「すごいですね、5ヶ国語もしゃべれるなんて。」 と話しかけて下さり、そういう事になっていたらしいことを知った・・。 5ヶ国語とは・・・??? 日本語、英語、中国語の他に、上海語、韓国語をしゃべってみせたらしい・・。 実は前者3ヶ国語はまだしも、後者はほんの片言なんだけど・・。 その日は半日、特別に教室の後ろで授業を見学させていただいた。 あ~~、なんだ~~、心配いらない、十分ついていけてるじゃん~・・。 これなら3年生から日本人学校なんて焦らなくてもまだまだ余裕あるかも、 な~んて思ってしまった。 田舎の小学校だからかな、2年生はまだまだ幼くてかわいい。 ・・というか、いつも通う学校の同級生たちに比べて 日本の2年生が、本当に幼く見えたのは、「田舎」だからか、「国民性」か。 まあ、とにかく、この夏の日本の小学校体験は、いろんな意味で良かったと思う。 最後のお別れはつらかったかもしれないけど、 それも他の人との関係の中でしか感じられないし学べないことだよ、 経験できてよかったよね、シュン・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の生活の中で考えたこと(子供編)] カテゴリの最新記事
|