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カテゴリ:音楽
12月に、新しい教室に代わってから初めてのピアノ発表会がある。
バイオリンでも、ジュニアオーケストラで演奏する。 シュンがピアノで頂いた曲は、ローデの「あやつり人形」。 これは…かなり弾き込んでテンポをきちっとあげておかないと…。 バイオリンの合奏はベートーベンの「歓びの歌」。 これはもう完成してるけど、あと2,3曲やるらしい。 それより、すごいのが、ピアノの天才児、Tくん(上海在住日本人)です!! なんと、4才にして、モーツァルトのピアノコンチェルトを弾くんですと! オケの部分は上海ストリングスが担当するようですが・・。 いったい何番を弾くのかなあ、どれでもすごいなあ~…。 Tクンは、1年前に会った3歳のとき、すでにクレメンティのソナチネを弾いてた・・。 で、当時のレッスン内容も驚きだった…。 例えば、ブルグミューラーは「アラベスク」と「牧歌」をやって、 あとは使われてる和音もリズムも同じような感じなので 他の作曲家の作品から様々なハーモニーやリズムを学びましょう、で、一応終わり。 ソナチネは、そのクレメンティ1曲とベートーベンOp49-2のソナタをやって、 あとは、ソナチネって音階とアルペジオが弾ければ大体弾けるから、これも一応おしまい。 で、当時はシューマン「ユーゲントアルバム」、グリーグ「ピアノ名曲集」、 チャイコフスキー「子供のためのアルバム」、ギロックの子供のためのアルバム、 カバレフスキー、バッハの小曲集・・・などなどをやっていた・・・。 3歳のときですよ、これ~~!!! で、Tくんは、今年4歳にして、あのピティナのコンクールの、それも、 なんと・・・なんと・・・B級に出て (ふつう3,4年生だよね) 見事に予選を突破し、全国大会出場は逃したものの、 本選で「優秀賞」をいただいてました・・・。 Tくん、すごすぎ~~~!!! これがまたお目目クリクリのかわいい坊ちゃんなんだけど、 自然についた絶対音感(しかもかなり鋭敏)を持っていて、 音(音高だけでなく音色)に対するこだわりがスゴイんだそう~~。 「この音おかしい」と言うのが、プロのうちのダ~リンでも 「確かに微妙に違うが、許容範囲」・・と言うレベルだから、 ダ~リンも、あの子のこだわりは、ホンモノの天才だ~~と舌を巻いていた・・。 わたしは、Tくん&その才能を伸ばそうとがんばっていらっしゃる素晴しいお母様に出会ったとき、 そのレベルのあまりの違いに、 うちは音楽はシュミでいい・・・と素直に脱帽しました~~。(マジで…) 今は、家族でTくんファン・・と言うか、こりゃ将来世に出る子だよ!と、 私設ファンクラブ第1号(ダ~リン)と第2号(私)になってます。 天才児って、いる。…天性の才能って、あると思う。 おんなじ環境においても、芽が出る・出ない、成長が速い・遅いって、あると思う。 それは、生来の好き・キライ、苦痛に思う・思わない、ってことにも現れてくる。 外から刺激して伸びてくるものだけじゃない、自ら発露してくる天性の才能って、あると思う。 それが場(ふさわしい環境)を与えられると、相乗効果で、常人の手の届かない高みへと伸びていく…。 そうとしか思えない。 シュンは、スポーツとダンスかなあ・・。 言語と数学もなかなか良いと思うけど、これらは私がたっぷり刺激してあげたのに対して、 スポーツやダンスは何にもしてないのに本人が勝手に好きで伸びて行ったからなあ・・。 ノンタは、音楽、特に歌はビックリするほど音程が正確できれいな声なことと、 食べることだな・・絵本も赤ちゃんの時から食べ物系が異常に好きだったし・・。 子供の中にある「天才――天性の才能」を見出して、 伸ばせる環境をできるだけ整えてお手伝いするのが、 これがまた親の大切なおしごとなんだろうな~・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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