♪ 言問えば
「まあね」「さあね」と返り来む
否定系的バランス感覚
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「まあね」とか「さあね」とかが返って来ると、それ以上突っ込めなくなる。暗黙の拒否と相手への多少の心遣いが含まれている日本語独特の言葉。これに匹敵する外国語は有るんだろうか。
曖昧にして本当のところをぼやかして言うのは日本語特有の言い回し。そういう言語表現を持っている民族は他に無いんじゃないだろうか。
「・・のようである」とか「・・・と言われている」とか「・・・と言えなくもない」とか、自分の意見なのにそうでもないようにぼかす表現。
例えば、英語では「まあね」とか「さあね」は、どういう言い方になるんだろうか。
外国映画の良い翻訳は何の違和感も持たずに観ていられるが、二流三流の映画となるとこれが途端にひどくなる。
ボキャブラリーの少ない言語をその反対の日本語に訳すのは比較的楽のはずだが、文化や歴史、価値観や風習の違いが絡んでくるので実際はかなり難しそうだ。
逆に日本映画を外国語に翻訳するのは、違った意味で至難の業なんじゃないだろうか。ボキャブラリーの豊かさは比べ物にならないし、日本語の背景にある独特の文化・習慣を知らなければその微妙なニュアンスは伝わらない。
村上春樹の小説は、世界中で翻訳されて人気を博しているようですが、翻訳者によって随分評価が違うらしい。当然と言えば当然のことで、ふんだんに出てくる独特のメタファーな言い回しなど、一歩間違うと陳腐な雑文になってしまう。
日本語文化の中に生きている我々は、相当微妙な言葉の表現を駆使して意思の疎通を図っている。
両刃の剣でもある婉曲な表現の日本語を上手に使いたいものですが、政治家には困ったもんだといつも思う。
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◆2011年1月2日からは「楽歌TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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サイド自由欄
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など
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