♪ 一年が
こにに始まる初詣
未知へ押されて踏み出す一歩
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遅まきながら、熱田さんに初詣に行ってきた。
5日というのに凄い人で、参拝の人が途切れることなく続いている。仕事始めの会社も多く、会社ぐるみで参拝するところも多かったんでしょう。
2日の日は、穏やかな晴天に恵まれて昨年より約2万人多い約71万人が初詣に訪れたらしい。不景気の年は多くなるという例にもれず、多くの人が景気回復の願いを込めて参拝に行ったんですね。
出雲大社のしめ縄
誰ひとり例外なく、新年という未知の領域に足を踏み入れるお正月。
真っ白な未来に何が待っているのか。
初詣は、宿命という道をまっしぐらに突き進む宇宙船「地球号」と、運命を共に否応なく旅立つための神聖なお正月儀式。
一体、どんな年になるのか分からないが、取りあえず、商売繁盛、家内安全、無病息災、恋愛成就、学業成就、合格祈願、交通安全等を祈願しておく。
熊野速玉大社
しかし、本来神に願い事などしてはならないとも言う。
願い事をしたからと言って、それが本当に神の力で成就すると信じている人は少ないでしょう。
他人が行くから自分も行くという群集心理と、未知の未来に対する「おまじない」の様なものでしょうか。車に成田山のお守りステッカーを100枚貼ったって、事故は起こる時には起こるでしょう。そこまでしても、当人は絶対に事故を避けられるなんて思ってはいないでしょう。
自分の努力なしで目的は達せられないことは、誰でも知っていることです。初詣に行かないと罰が当たると思うのは、信仰心などではなく、皆と違う事をすることへの不安があるからでしょう。
正月ぐらいは世間に合わせておいた方がいいのではという、平穏無事を願う生物の本能がそうさせるんじゃないかな。
「何者かに生かされている」というその何者かに、一応、正月ぐらいは真摯な態度を見せておくという感じもあるかな。
実際、自分がそうだから・・・
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◆2011年1月2日からは「楽歌TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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サイド自由欄
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
「アーカイブ」
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◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
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◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など
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