♪ 搾取さる北朝鮮の夜は暗しわが発泡酒も搾取の矢壺
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木々が緑色の光を放ち、爽やかな風が吹き渡る。いよいよ本格的なビールシーズン到来だ。
カミさんが、迷った挙句に新発売のアサヒの発泡酒・プライムリッチを買ってきてくれた。
初めて飲んだ感想は、アロマホップ100%使用と謳うだけあってホップの香りいいのと、甘みさえ感じるマイルドな口当たり。苦味は殆ど感じない。アルコール度数が6%とちょっと高めなのは酒好きには有り難い。
「高級な発泡酒」のうたい文句にそん色はないと思う。
政府・与党は、15年度の税制改正大綱で、原材料や製法の違いなどから差をつけてきた「ビール」「発泡酒」「第3のビール」の税額を将来的に一本化する方針を示したが、衆院選があったため具体策は16年度改正に持ち越された。
「ビール」「発泡酒」「第3のビール」(チューハイも)の酒税を55円程度に一本化する方針だ。
ビール類の税額は、350mlミリリットル当たりビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円となっている。ビール、発泡酒、新ジャンル商品合計税金が酒税の65.7%を占めている(平成25年度)。
税率の安い方にスライドしてビールの売り上げが減っているため、税金を搾取する方法に知恵を絞った結果だ。「小癪な!」といって企業努力で創り上げて来た新商品の売り上げからごっそりと税を絞り取る気なのだ。独裁国の悪政に似ていないでもない。
こんな政府の横暴に業を煮やしながら、北朝鮮の夜の衛星画像を観て吃驚した。真っ暗なのだ。
NASAのExpedition 38のクルーが今年1月30日にISSから撮影したもので、「平壌からの光の量は韓国のより小さな町に相当」するらしい。
韓国の国民ひとりあたりの電力使用量は1万162キロワット時なのに対し、北朝鮮ではたったの739キロワット時と13分の1以下しか無いという。
ビールどころか発泡酒も缶チューハイも無い。電気もなければ自由も無い。そろそろミサイルの弾も尽きてき、強硬姿勢も通じないとなれば万策尽きて、果ては食糧危機、餓死者の山の暗黒世界。
日本は良い国だが、それを支えているのは国民だ。国民あっての国家であって、圧制で国を維持することなどこの時代にはあり得ない。心しろよアベさん。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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