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2018.12.09
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カテゴリ:花・生物

♪ 歩くことを厭わぬ日々のドライブに渋滞に遭ふ 耐えがたきかな


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 葡萄の木が大きくなり、枝が伸びすぎてかなり密集してしまう。葉が重なって実の色付きも悪いし、庭も暗くて色々と具合が悪い。それで、思い切って短梢剪定に仕立て直せないものかと思案していた。



 何気なく見ていたパンフレットに「東谷山フルーツパーク」で「ブドウの剪定と育て方」の講習会があることを知った。
 専門家の話を聞いて、個別に相談できれば有り難いと思いさっそく申し込んだ。その講習会が昨日あったのでいそいそと出掛けていった。
 名古屋市守山区の外れ「森林公園」の北に隣接してそれはある。土曜日でも車が混んでいて、8時半に出かけたものの10時の開始時間に間に合わず5分ほど遅刻した。


30名程の受講者は中高年ばかりで女性は2-3人だけ。

 かなり専門的な講義内容で、ブドウ栽培のための基礎知識に沿った話の内容はかなり細かい。一から始める人にとってはとても意義のあるものだと思うが、樹齢12年の木を長梢から短梢型に変換するという特殊なものからは程遠い。まあ、当然なことなので黙って聞いていた。
 
 内容は3月からの年間管理の表を基に、芽の整理や枝の伸ばし方、花、実の整理(摘房、摘粒)、新梢の摘芯と、細かな注意点と要領の講義。農園の主だけに話が旨いとは言えず、もたつきながらの話で、あっという間に1時間が過ぎた。質疑応答を少しやって会議室での講習は終了。葡萄畑に移動して、実際の葡萄の木を使っての剪定方法を教わる。



棚式の短梢剪定

 ワイナリーの短梢栽培とは異なり、棚式の短梢剪定は私の最も知りたいころのもの。一年目の木から順に形を整えていって作り上げられた枝ぶりは、さすがによくできている。樹齢40-50年の木と5年?目の木を使っての解説はとても参考になった。

 しかし、やはり植え付けの時から講習を受けておくべきだ、とつくづく思う。何でも基本が大事で、それが外れているといくら努力しても報われないことになりかねない。
 2時間の講習を終えたところで、持参した写真を見せ「これを短梢剪定に変更したいのですが、出来ますか?」とあつかましくも申し出た。

 
持参して見せた写真とは別
 
 大胆に枝をカットしてしまおうと思っていたが、「勿体ないので、例えばこの枝をこう伸ばしていくとして、ここらの枝をカット(講習で見たように)しておいて、徐々に伸ばしていけばいいでしょう。」と。
 何だか分かった様で分からない。枝を太らせるとそこに養分がいき、そこから出た芽が伸び過ぎてしまうとか、先端に伸びた新梢の整理とか、弱い芽はその先で枝にキズを付けておくとか、いろいろ聞いたこと等々がフラッシュバックしてきて混乱する。もっと突っ込んで詳しく聞きたいところだが、他の人もいるので取りあえず引き下がることに。

 まあ、コピーの手引き書を頂いたので、それをじっくり読んでみることにする。要所を押さえて、自分流にやってみよう。どうせ気まぐれに始めた葡萄栽培だ、ダメなら品種を変えて植え替えてもいい。



東谷山フルーツパーク

拡大します

 名前の通り果物に関する見るものやイベントがたくさん用意されている。温室があったので立ち寄ってみた。季節が季節だけにどうかと思ったが、入り口のおばさんが「温室ですから」と言うので300円払って中へ。

  




  

 幾つかの木に実がなってはいたが、やはり時期は外れている様で華やかさはなかった。







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最終更新日  2018.12.09 10:12:52
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◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
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