♪ 芽生えきて光に震ふ新梢の孫は愛(かな)しき水を湛へん
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昨日さっそく中津川の友人のパッチワーク作家から「サラダコスモ」の発芽野菜(もやし)セットが送られてきた。
天候に左右されないスプラウト(もやし)は、野菜不足の時にも重宝されている栄養豊富な食材だ。1パックが100円前後で売られているので気楽に利用できるのがいい。
箱を開けるとどっさりこんと詰め込まれていた。
11品の発芽野菜(● 緑豆もやし根切り200g ● 子大豆もやし200g ● かいわれ大根1束 ● ブロッコリーの新芽1束 ● 赤ラディッシュの新芽1束 ● 空芯菜の新芽1束 ● おくらの新芽1束 ● 豆苗1束 ● GABA発芽大豆 ● アルファルファ100g ● アンディーブ国産ちこり1本)がほぼ2セット。それに、チコリ焼酎蔵元が作った塩麴(消費税込1,380円)が添えられていた。
モヤシは、見映えをよくするために漂白するのが当たり前だったが、「サラダコスモ」は食品の安全性を考えて漂白せずに提供してきた。当初は売れ行きが悪かったが、徐々に浸透。今ではそれが一般的になっている。
そこからオーガニックの道へ行く事となり、チコリも化学肥料を一切使わず、温泉水とモンゴルの天日塩のみで育てられている。
丁度、孫を連れて来る日だったので半分近くを嫁さんに持たせた。それでもまだたくさんある。3日ぐらいで消費する必要があるので、さすがに全部はこなせない。お隣さんにもお裾分け。
オセロ、将棋、トランプなどを出して来て、孫が待ち構えているので珍しく私も参加して相手をした。オセロはまだ面白さが分かっていない。それじゃ、ということでトランプにシフト。
絵札抜きで「ババ抜き」をやることになり、これが最後まで残っていたら敗けだぞと説明してスタート。最初は2番目に上がって良かったが、次に手札を配ったらババが入っていた。それを見た瞬間にウワーと泣き出した。負けん気が強くて勝負に負けると泣くのは、ばーばの子どもの頃にそっくりだ。まだ負けたわけじゃないと言っても、ババが入っていることが許せないらしい。
隔世遺伝がこんな所に現れたかと、こっちは可笑しくって大笑い。泣いている本人は笑われている意味も分からず、無闇に喚いているばかり。
こりゃあダメだとばかりに七並べに変更。七から下がる数字がよく分かっていないし、ゲームの意味もはてな印。手札を表にして、どれが出せるかを教えながらやる。連続3回トップで上がり、大満足して帰って行った。
手札のババを見て泣いたことには触れず、3回連続で勝ったことをパパ・ママに自慢するのだろう。可愛いもんだ。天使の4歳そのものだがそこは男坊主。ハラハラさせられることも多い。
そういえばこの日は葡萄の剪定をしたのだった。伸びすぎているので思い切って全体を短く切ってしまった。長梢剪定で伸び放題にしていたものだから、中ほどに枝がないのがよく分かる。
講習会で教わった「この枝を伸ばしていけばいい」とか言われていた幹の本の方の枝を、最初に何気にスパッと切ってしまって後の祭り。嗚呼、やっちまった!
まあ、あんまり実が生らなくても構わないし、庭を明るくしたいので、もっと整理してもいいかも知れない。もう一度手を入れて、あとは来年どうするか考えてみる。
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