♪ 鈍りたる足は鉛となりにけり五キロを背負って五キロを歩き
N氏は、10日前にウォーキングで佐布里池に行ったのだったが、これまた偶然の10日振りの昨日、前回と同じ目的で行って来たようだ。
「本当に10日なんてあっという間だわ、それが36回続くと1年だなぁ。」なんて、小学生みたいなことを言って笑っている。
定期観測みたいになった佐布里池の水。がどこまで減っているか興味津々で北風の強い午後2時前に出ていった。この日はミカンを採って帰るためにリュックまで背負っている。前回、ビニール袋が重くて懲りたためだ。
着いてみれば「おおーかなり減ってるー!」と、思わず声を上げている。
中央の排水口らしきものの躯体がかなり顔を出している。水深はまだ1m以上はあるのだろうか。今月中にはほぼ無くなり、3月某日には テレビ東京の人気番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の取材班が来て、生息している魚の調査が始まる。かなり大きな魚の影が目撃されているらしく、外来の良からぬヤツが見つかるかもしれない。
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観梅の客が池に入らないようにする柵が、ぐるっと囲んでいる。無粋だが仕方がない。
佐布里梅まつり「2月9日(土曜日)~3月10日(日曜日)」
まだ咲いていないが来週は暖かくなるらしいので “一気に開花するんじゃないの” と、彼の観測。 | 前回行った、反対側の取水口とサイホンのある水路へ行ってみたりする。 |
本来の佐布里池
ドローンで梅林を空撮(あまり上手いとは言えないが・・)。クリックでYouTubeへ
N氏は、観梅に来た人達はこの池の水が無いことを知って、かなりがっかりするだろうと気にしている。
“水上利用のための検討会が開かれる” とかなんとかだけど、「ちょうどいいまち」なんて腰が引けたキャッチフレーズを掲げているようではあんまり期待できないなぁと、彼は冷めたことを言っている。
この日は、佐布里池北側をぐるっと半周したことになる。正面から冷たい北西の風を受け乍ら、ミカンを5kgを担ぎ5kmの道のりを帰って来た。古希を迎えた爺さんはさすがに疲れたようだった。
“こりゃあまるで三浦雄一郎のトレーニングみたいだなあ” などと思いながら歩いたんだと。凡そ比較にもならない体たらくで、21,000歩だって。2時前に出て帰着したのが5時だもの、そりゃあまあねぇ。
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