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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.05.31
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カテゴリ:チャレンジ

♪ 朝ドラの「なつ」は佳境に入りゆく我も空拳の歌を放たん


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 短歌賞に応募してみる。それも締め切りまで5日を切っている有様で、尻に火がつかないと曲が出来ないミュージシャンと同じようなもの。一曲作るというのなら分かるが、30首必要なのにこの有様。
 ブログにアップしているような内容のものでは到底、選考委員のところに行く前に弾かれるのがおちだ。それは良く分かっているのにこの鷹揚さはどこからくる? 単に忘れていただけの事。

 それで、急いで15首ばかり詠んだがまだ半分。よく詠みこんで推敲して、ディティールや短歌的表現に注意し、観念的ではない自分がちゃんと出ている歌を心掛けたつもり。残りの15首は過去に詠んだものからピックアップして推敲を重ね、今この時の想いを重ね合わせていく。
 ようやく30首揃え、プリントアウトして確認する。手書きのものだと誤字が有るかもしれないし文語表記が間違っているかも知れないので、確認の意味でもこの手間は省けない。



 通し番号を打ってプリントアウトしたものを更に推敲する。それを歌ごとに短冊に切り離し、構成を考え乍ら順番を入れ替えていく。その順番に合わせて再プリントしたものをもう一度確認する。そんな事を繰り返してようやく30首のリストが出来上がった。

 B4の原稿用紙に、1ページ10首以内の規定に合わせて書き込んでいく。6首がちょうどいいことが分かり都合5ページ原稿が出来上がった。
 別紙にタイトルや住所氏名、年齢性別、歌略歴、職歴などを書く必要がある。誰にも師事せず誰の教えも受けずにやって来たので書くべきことなど何もない。

 有名大学の文学部出身者や現役の学生などが先生の指示のもとに応募してくる賞だ。審査委員にも関りが有るかもしれない。こんな70の爺さんが受賞することなどハナから期待できない。でも、何でもそうだが、出品せず只の傍観者として公募展を見るのと、そうではない立場でそれを見るのとでは大違いで、見えてくるものが違う。
 出品するまでに努力したものが一つの形になって降りて来る。それは体験した人でなければ分からない事だ。

 まあ、「そんな事はどうでもいい」と思っている人でも、他人の失敗談を聞くのは楽しいでしょう。「人の不幸は蜜の味」だ。つまり私はミスを犯してしまったという事。必要項目を別紙に書いていて、職歴には思い入れがたくさんあってあれもこれもと書く訳にもいかない。ほんの小さなスペースに掛けることは限られているが、最低でも書いておきたいことを即興で書いていく。

 これで良し! となって封筒に入れ宛先を書いて、応募作品であることを朱書きして完成。投函と相成った。5月末日〆切の当日消印有効なので、首尾よく間に合ったわけだ。
 解放感に浸っていると、ん? 何か忘れている気がする。
 あっ! 住所と電話番号が書いてない。公募展で必要事項の記載漏れは致命的だ。気づいたのは良いが、今日が〆切で後がない。どうしようか?

 次の集荷は確か午後4時10分とポストに書いてあった。そのタイミングを見計らって封書をピックアップし、不足条項を書いた紙を封入するしかない。それで鋏とテープを用意して、少し早めにポストへ行って封筒を開けて紙を挿入する事にした。

 午後4時前に行くと、丁度集荷の赤い郵便自動車がやって来た。「早めに来てよかった!」「ちょっと早いんじゃないの」と言うと、「 “ごろ” とあるでしょう」と集荷のおねえさん。
 理由を説明すると名前を確認さ、てようやく先ほど投函した定形外郵便に再会。用意した鋏で封を開け、片を入れ込んでテープで封をする。「気付かない人が多いのに、よく気が付きましたねー」なんて適当なことを言うお姉さん、「今日の便に乗りますよ」との声を聞いて、安堵して帰って来た。



 2019年11月号(10月25日発売予定)の誌上で結果が発表される。






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最終更新日  2019.05.31 18:36:43
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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