♪ 菊の芽を差して更新するごとくクローンペットを愛でる人びと
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今年は肥料をまったくやらなかった葡萄のデラウェア。ここへ来て実が膨らんできたので、あと一週間ぐらいで袋掛けをするつもり。
全体に実が貧弱なのは剪定の仕方が悪く、枝への栄養がいきわたっていないためと思われる。特に先端よりも中ほどから基部に近い方は特に良くない。それを均等にするには、幼木の時から計算して枝を平均の太さに育てる必要があるらしい。今更そんなことできないが、新しい枝を伸ばしていって古い枝と更新するようにしていくつもりではいるが、かなり専門的な知識が要るので難しい作業になる。
こんな立派な房は少ない。 貧弱な房は脇から出たひ弱な枝に付いたやつ。こんなのは袋を掛けるまでも無いので、その段階で摘房してしまう方がいいだろう。
もうこんな虫が付いて若葉を喰い荒らし始めている。ブドウスカシクロバ(マダラガ科)という虫の幼虫らしい。 葉をレース状にしてしまうのを見ると消毒をせにゃならんと覚悟する。それも袋掛けしてからにしたいので、被害はさらに広がっていくだろう。
新芽の段階でその中に入るので、芽吹く前からスミチオン水和剤40か、スミチオン乳剤を数回定期的に噴霧する必要があるらしい。
左が大きくなった毛虫で、右が成虫だそうだ。 この黒いやつ見た事がある。漢字で書けば「葡萄透かし黒羽」なのだろう。名は体を表すんじゃなくて体が名前になっている。バラゾウムシの本名「クロケシツブチョッキン(黒芥子粒ショッキン)」と同じ発想だ。確かに覚えやすいが、そのまんまじゃねえかい、芸がないなあという声が聞こえてきそうだ。
「南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん)」という長ーい名前の駅があるが、長い名前を付けるのは命名者の憧れみたいなものがあるのだろうか。
因みに、一番長い駅名は「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまえ)」というのもあるが、仮名で書くと上の方が長くこちらの方が一文字少ない。
今朝はドウガネブイブイ(カナブン)も一匹捕まえた。こやつもこれからひっきりなしにやって来て、葉っぱを喰い荒らす。実も喰うらしいので袋掛けは必須だ。夏の終わりに棚の下の地面に卵を産み付け、この時期になるといそいそと出撃してくる。植木鉢のはオルトラン顆粒を撒いておけば駆除できるが、庭全体に撒く訳にもいかない。他からも飛んでくるので放っておくと酷いことになる。
去年は殆ど消毒しなかったので地面に卵をたくさん産んでいるだろうから、今年はその襲撃が何時になく激しいかも知れない。
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